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メロディーのない歌詞

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五線譜の上にまだ乗っていない歌詞を掲載していきます。 作詞家活動をしてます。 よかったら私の歌詞に曲を載せてみてください。 興味が御座いましたらコメント待ってます。 Twitte…
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歌詞/死ぬまで溶けて

歌詞/死ぬまで溶けて

魂だけならあなたに逢ってる
逢えない苦しさ浄化してるから
心臓に花が咲いてるみたい

夢の続きなら他でもないの
私の心が虎に噛まれるの
あなたの家に住んでるみたい

秘密の多さが私を狂わす
それでもあなたを愛しているから
追いかけてまた彷徨い続け

裸足のままでも窓から飛び出す
あなたが近くに来ている予感が
するから私のとめどない愛

腰掛けで愛を語った
今までの夜がだらしなく
風が強くて荒野に立

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歌詞/雨上がり

歌詞/雨上がり

雨上がりの物語は
黒く濡れたアスファルトが
淋しい心の空白も染めていったから

虹の差す空の彼方から
傘を閉じて見えた笑顔が
優しい表情で僕の手を掴んでくれたの

夕暮れが次に来る
胸が熱くなる

二人きり歩いてた
雨の残り香を

雨上がりの物語は
これから始まる祭りを
愉しむ為のおまじない涼しくするから

朝顔揺れる浴衣着て
下駄鳴らし二人は消えてく
人がたくさん集まった空を見上げながら

宵闇

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歌詞/夢の嵐

歌詞/夢の嵐

新しい朝に光る
太陽は哲学者で

僕に問いかけてくる
今日という日の生きかた

眩しい陽だまりが
恐れ多いから

木陰にそっと隠れて
本でも読んで寝ている

希望のかたち

静かな夜に光る
三日月は傍観者で

僕を見守っている
夜に彷徨う弱さを

まばらな星屑を
数えて旅に出よう

電車も眠ってるから
小さな自転車に乗り

夢のかたち

余計なことは忘れて
飛び出した僕の轍

昼の間に消え去った

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歌詞/これからまたね

歌詞/これからまたね

想いは溢れて
雨降られ
傷口染みても
星になれ

色褪せた夢も
蘇れ
不死身なあなたは
燃え盛れ

強さなんて諦めなければほら
孤独じゃないひとりぼっちじゃないさ

耳痛い戯れごとは聞き流して
あなたはここから這い上がっていくさ

駆けて まっさらじゃない道を
焦るつもりもないでしょうが
生まれ持った愛があるから
それを振り撒いてほしい

腫れた翼は
汚れたまま
羽ばたくたびに
羽根が落ちる

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歌詞/bat Blue

歌詞/bat Blue

数えきれない lonely lonely
悲しい音に乗り

寒い季節は slowly slowly
あなただけでいい

これまでのbat Blue
意味もなく
足元に積もるwhy

生き方はjungle Book
新しい 
靴底鳴らして

優しくしないでほっといて
つまらないdance Time
誰にでも振り撒く愛想
不安じゃない?dance Time

悪くないのに sorry sorry
味の

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歌詞/田舎の道

歌詞/田舎の道

田舎の道
でこぼこの
どこまでもある
一本道

向こう側からは
とぼとぼと
君がくるのが
見えたから

まだ歩けるわ
でこぼこの
どこまでもある
一本道

君は小さな
点だけど
ひとつの希望よ
私には

遥か彼方
大きな空に飲み込まれ
木々や動物も
小鳥も花も進化した

田舎の道
でこぼこの
どこまでもある
一本道

新しい風が
ぷかぷかと
私を無視して
飛んだから

少し休むわ
道端の
何気なく

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歌詞/おやすみのうた

歌詞/おやすみのうた

青い空の向こう側
飛んだ命の尊さよ
流れる気流の橋を越え
明日の話しは遠すぎる

夢を失う若者は
生き永らえる大地から
偉大の意味を教わって
心に慈愛の風が吹く

なにを伝えて生きていこう
透き通った水が流れる
暗く果てのない場所だって
目を瞑れば同じだから
今夜ゆっくり休んでね

赤い空の向こう側
帰路を羽ばたく暖かさ
一番星が泣いている
本の中では笑うのに

あなたの欲しがる満月は
独り占めな

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歌詞/繊

歪んだ愛情
仏の笑みが囁く
今年の体調は
冬にゆくほど悪くなる

消せない心臓のタトゥー
鼓動で生きてるみたいだね

話し方はどもって
行く末は綻んで
側に誰もいないのは
僕の勘違い

繊細な神経
無駄のない話しをしよう
街に積もる埃
ため息で吹き飛ばしたら

いらないお節介は
緊張で受け取る際に落とす

話し方はどもって
行く末は綻んで
側に誰もいないのは
僕の勘違い

メロディーのない歌詞を載

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歌詞/night  diver

歌詞/night diver

水性の月が雨で溶けて
僕を染めてく
光る星のスパンコール
雲で剥がれてく

地面に夜空が
落ちた夜に逢いましょう
僕達は輝く
地平線飛行

街に夜空
綺麗な世界
雨粒に乱反射

踊ろう君も
黄色い僕と
どこまでも夜空を行こう

雨雲を吸った掃除機は
お腹が膨れ
上の空に返そうよ
真っ暗な場所

見上げたキャンパスは
悲しそうに笑うの
二人で戻そう
今夜だけのありがとう

星を散らし
月を描いて

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歌詞/星砂

歌詞/星砂

初めて聞いた声
受話器から聞こえる
君の番号のはずなのに
不思議だね
声のない台詞
流れ星の様に受話器を置く

小さな勇気は
地の底に眠らせ
ビクビクしてた僕を笑う
君はもう遠い場所で暮らす
笑顔があるならそれがいいな

涙のさよならは
本当にさよならだった

どこかで笑ってればいい
風が暖かいうちに
公園の芝生で寝転んで
草の音を感じては吸い込む
匂いが弾んでればそれでいい

手紙はもう捨てて

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歌詞/苦くて甘くて

歌詞/苦くて甘くて

コーヒースタンドに増えてきたのホット
氷のない世界 肩幅が狭い
曇った窓ガラス
熱気を帯びて

腰掛けたソファー うちにはないふかふか
あなたを待つ時間 心も熱いわ
少し甘いコーヒー
香りでまどろむ

コートが似合う人
背の高い人
私にはもったいない
優しい人

冬の入口な夜
皆焦る夜
私には怖いくらい
しあわせな夜

コーヒースタンドであなた声を聴く
ひび割れない世界 素敵な鼻筋
馴染みのないジ

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歌詞/本に栞を挟むように

歌詞/本に栞を挟むように

本に栞を挟むように
あなたの声をすぐ聴きたい
読まない時間も愛おしい
物語をまた途中から

本に栞を挟むように
またこのページで逢いましょう
読まない時間が続くほど
色褪せていく

日常は残酷で
落ち込んでいるときに雨
バックのなか 忍ばせた
あなたとの短編集

くだらない文脈も
あなたの声なら
笑ってしまうのよ
ほら 花が咲いた

本に栞を挟み込んだ
わたしの大きな勘違い
本棚の奥にしまいましょ

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歌詞/今夜はステップ

歌詞/今夜はステップ

震える指先でつくる
額縁の歪んだ絵画

靄かかった午前5時
まだ眠ってる街の寝言

ポツリポツリと
ネオンがまばたき
はしゃいだ点滅信号機

朝露の泪
射した光が笑えば
始まってしまう
僕は夜の絵画
閉じ込めて今夜ステップで
踊っていたいの
ああ夜をもう一度やり直そう

水溜まりに靴をつけて
濡れた足底で残す軌跡

雨が止んだ午前6時
目覚めたら足跡に驚くでしょ

カーカーと
カラスのイビキ
従順

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歌詞/月の釣り人

歌詞/月の釣り人

あの娘が忘れていったMDカセット
今夜は星が綺麗で心を打つ夜
幸せな曲でも聴いてゆっくりしよう
あの娘が残していった優しいメロディー

このまま時代が終われば なにもかも
やる直すことになるから いい人になれる

暗い暗い足元
明るい月
クレーターの釣り人
僕らを釣りあげて

あの娘が持って帰ったマリオのカセット
今夜は夜更かしをして遊ぶのかな
楽しいことなら全部教えてあげる
悲しい夜が薄くなって

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