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『カルチャーフィット』の見極め

こんにちは、「WaCCa(ワッカ)の人」です。

折角、高い労力を掛けて人材を採用したのに、チームメンバーとコミュニケーションがうまくいかなかったり、期待していたようなパフォーマンスを発揮してもらえなかったり、はたまた早期の離職につながってしまったなんて経験はないでしょうか?
これらは採用プロセスにおいて、企業と候補者の相互に「カルチャーフィット」の見極めが不十分だった可能性が高いです。
今回は採用における鍵となる「カルチャーフィット」についてご紹介していきます。


カルチャーフィットとは?

カルチャーフィットとは、言葉の通り、企業文化への適応性を意味します。
つまり、候補者の価値観が企業文化のマッチ度を指します。
マッチ度が高ければ高いほど、組織の目標やビジョンに共感してくれている状態であり、結果として高いモチベーションの中、やりがいを持って、高いパフォーマンスを発揮できる可能性が高まります。
また、企業文化に適応しやすいことからも長期的な貢献が期待でき、チーム内でのコミュニケーションも円滑に行われ、定着率向上にも影響があり、人材の安定性が担保できます。


どうやって見極める?

見極めについては、どのアプローチを取れば必ず見極められるということでもないので、難しいですよね…
それでも見極めの確度が高い状態を担保できないと入社後にパフォーマンスを発揮することも時間がかかってしまう可能性もありますし、マッチ度が低い状態のままだと早期離職のリスクが付いてまわり、採用活動の段階で様々なアプローチ方法をもって相互に確認していくことは重要です。
それでは、見極めのポイントをいくつか挙げてみます。

  • 企業の価値観について共感してくれているか、またそれが候補者自身の考えや行動に転換することができるか

  • 組織の雰囲気や環境への適応や一緒に働く人との相性はどうか

  • コミュニケーションスタイルなど働き方はマッチしているか
    Ex:リアルorリモート、チームワーク重視or個人裁量重視、テキストコミュニケーションor対話メイン など

上記のポイントについては、面接はもとよりグループディスカッションの要素を追加してみたり、ケーススタディの課題を出したり、参加型のワークとして体験入社を実施してみたりなどのアプローチから候補者のこれまでの経験から培った考え方や行動パターンを知り、カルチャーフィットを確認していきましょう。
これは当然に候補者側も自身が企業とマッチしているかを確認しており、相互に見極めることでマッチ度が同等である認識を持つことが大切です。


最後に

今回はカルチャーフィットについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

カルチャーフィットを見極めてジョインしてもらうことで、チーム協業の円滑化、高いモチベーションの維持、早期離職防止、生産性向上、多様性の促進など様々な好影響が期待できます。

一方で、カルチャーフィットを重視しすぎることで、うちはこうだからと閉鎖的な組織になってしまうことは避けなければいけません。
変わらなくてもいいものと変え続けなければいけないもの、これまでに培った企業文化と新しいアイディアや価値観のバランスが大切です。

採用活動において企業・候補者相互にしっかりと判断ができるように見極めていきましょう。

本日はこんなところで。

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それでは!

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執筆 WaCCaの人
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