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VRChatワールド探索部マガジン

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VRChatワールド探索部のメンバーによるマガジンです! ワールド紹介やクリエイターインタビューなど、いろいろな記事を不定期に更新中。
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#ワールド

VRChatでファッションを楽しみたい! 見てるだけでも楽しいファッションストアのワールドを紹介

VRChatでは、ユーザーが自由にアバターを制作したり、カスタムすることができます。どんな姿にもなれる世界ですが、やはり人気があるのは人型のアバター。そしてアバターだけでなく、アバターが着る衣服—バーチャルファッションの分野も、非常に盛り上がっています。 今回は、そんなバーチャルファッションの分野を楽しみたい方にピッタリなワールドを紹介します。 Costume Museum — VRC合法チート研究会多数のアバター用衣服が展示されているワールド。ワールドは3つに分かれてい

アバターだけではない、VRChatで出会える不思議な生き物たち。バーチャルの生き物が生息するワールドを紹介

今回のワールド紹介記事は、「バーチャルの生き物」がテーマです。 物理的な現実には存在しないけれど、VRChatに行けば会える仮想の生き物たち。そんな彼らの生態に、思いを馳せてみるのもいいかもしれません。 Namuanki — Kevin Mack広大なワールドを探索しながら、「遥か遠い未来の古代生物」というコンセプトの生き物たちと出会うことのできるワールドです。 海中、洞窟、空など、いろいろなところに不思議な生き物たちがいます。インタラクトすることで不思議な視覚効果が発生

触れる水や流れる水 VRChatで夏を乗り越えよう! 水と戯れるワールドを紹介

最近とても暑くて、もう全く外に出たいという気持ちになりません。そんな暑い夏を過ごすのにぴったりの、プールや海のワールドを紹介します! Just a Pool — saharan小さなプールのワールドです。かなりシンプルなワールドに思えますが… このワールドの水は、触ることができます。 水を桶に溜めたり、レールを使って水の流れをつくることも。 VRChatには水を使ったワールドがたくさんありますが、このような流体を触ることができるワールドは珍しいですね。 水鉄砲や、どこか

VRChatで芸術を鑑賞しよう! バーチャル空間を活かしたアート作品を楽しめるワールドを紹介

最近、国内でVRChatの話題が盛り上がっていますね。その流れがきっかけで、VRChatを始めてみた!という人も多いと思います。 この記事はいわゆるチュートリアルワールドなどに行って、一通りの操作方法やコミュニケーションの取り方を覚えたけど、もっといろんなワールドに行ってみたい!だけど探し方がわからない!という人に向けた記事です。 自分もVRChatを始めた時に「ワールドの探し方」がわからなくて困っていたので、この記事がどなたかの役に立てば幸いです。 テーマ別ワールド紹介

建築学生にとってソーシャルVRでのワールド制作が良いかもしれない話

本記事はワ探アドカレ12/16の記事です。 はじめに大学の建築学科などでは「設計課題」という、独自の演習授業があります。 いわゆる「建築家・設計者」や「空間デザイナー」と言った職能を目指す学生にとっては、実際に手を動かしながら学習ができる楽しい楽しい授業です。 筆者も大学では建築学科に所属していたので、学生時代はこうした課題に打ち込んでいました。 今自分は、VRChatワールド探索部で色々なワールドを巡ったり、たまに自分でワールドをつくってみたりしているわけですが、学生の

ワールド製作は山登り

はじめに ワールド探索部アドベントカレンダー、15日目! 先週木曜日も記事を書かせていただいたwata23ですが、今日もまた記事を書かせていただきました。 狙ったわけではないのですが今確認したところ、去年も15日目にワールド探索部のアドベントカレンダーを書かせていただいていて、一年たったんだなという感慨があります。 去年は私がVRChatでワールド制作を始めるきっかけの記事を書かせていただきましたが、今年はワールド制作について最近思っていることについて、お話ししたいと思い

リアルとバーチャルの「梯子」をつくるーバーチャル空間を使った映像制作の"現在" 根本凪「タイニーグレープフルーツ」MV制作インタビュー

虹のコンキスタドール、でんぱ組.incとリアルでのアイドル活動を経た後、VTuberとして活動を開始した根本凪さん。 彼女の初のEPとなる「lume di spica」に収録された楽曲『タイニーグレープフルーツ』のミュージックビデオは、VRChatに実際にあるワールドを活用し制作されています。 リアルでは実際に行ける場所をロケ地として使い、映像を制作する事はあたりまえですが、これまでバーチャルでは「実際に行ける場所」を「ロケ地として」活用し制作される映像はあまり多くなかった

VR空間のカフェスペースを旅する

リアルの話から入ってしまうこと、ご了承ください バブルという狂乱の時間を彩ったディスコブーム。深くニッチなサウンドを求めたDJとオーディエンスというコミュニティが作ったClubブーム。そして会話こそ快楽だという人々と新しい居場所を求めていた方々が広げたカフェブーム。80~00年代に巻き起こったこれらのムーブメントは、夜を楽しむ人々の行動様式を大きく変えたものでした。 特にカフェブームは、一人でも時間と空間を楽しめるという趣味があることを浮き彫りにしたという意味で、興味深い

壊れる前に訪れてほしい、イチオシのSDK2ワールドについて語る

ワールド探索部アドカレンダー8日目!ピンチヒッターとして記事を書かせていただいたwata23です。 初めましての人は初めまして。私は普段VRChatでワールドを作ったり、ワールド製作者向けの記事を出したりしています。 そんな私ですが、VRChatは2019年2月から始めていて、3年間以上vrchatで過ごしています。 私がVRCを始めた頃はまだSDK2で製作されたワールドしかなかったので、favorite欄にあるワールドはSDK2のワールドが半分くらいを占めています。

写真で振り返る。くまのワ探活動2022。

自分の心が動いた瞬間を四角いフレームに収める。 そして、その「自分の心が動いた瞬間」を、他人に深く、あるいは広く伝えるためにどうするかを考える。 恐らくそれが、写真のテクニックになってくるのだと思っています。 くまです。 勿論、そんなややこしいこと考えずとも、好きに撮ればいいということは一旦置いといて、仕事でもプライベートでも写真をよく撮る自分はどうしても考えてしまいます。 そのような試行錯誤も嫌いではないのですが、そうこうしているうちに、どうしてもその写真を撮るに至っ

ワールド探索日記 2022/11/6

Raindance Embassy By marirakuVRChatワールド探索部の特別回。 イギリスの独立系映画祭RAINDANCE映画祭のVR部門として10/26~11/26で開催されている「RAINDANCE IMMERSIVE」の特設ワールド「Raindance Embassy」をキュレーターのMariaさんにご案内いただきました。 「RAINDANCE IMMERSIVE」は今回で7年目らしく、VR作品を取り扱ったイベントとしてはかなり歴史があるように思えます。

草とVR

「今日はどの草にしようかな」 そんなつぶやきがVRChatの裏路地から聞こえてくる。 この世界では多くの上質な"草"が存在する。どれも一度体験すると、日々のストレスを忘れ、しあわせな気分になれるのだ。 この記事では、読んだ人にハピネスとwell beingが訪れることを願う。 『blend in the wind』  by rakurai5 草の影響なのか、風が"視える"。そして花に触れると素敵な変化を観測できる。風による草のたなびきは自分の身体の内なる波動とも繋がり、