VRChatでファッションを楽しみたい! 見てるだけでも楽しいファッションストアのワールドを紹介
VRChatでは、ユーザーが自由にアバターを制作したり、カスタムすることができます。どんな姿にもなれる世界ですが、やはり人気があるのは人型のアバター。そしてアバターだけでなく、アバターが着る衣服—バーチャルファッションの分野も、非常に盛り上がっています。
今回は、そんなバーチャルファッションの分野を楽しみたい方にピッタリなワールドを紹介します。
Costume Museum — VRC合法チート研究会
多数のアバター用衣服が展示されているワールド。ワールドは3つに分かれていて、展示されている衣服の数は合計でなんと120着。
ワールド内に設置されている試着用のアバターを使用することで、すべての衣服を試着することができます。衣服の細かいところを動きながら確認できるほか、衣服の値段や対応アバターの種類もチェックできます。
いろんなショップの服をひとつのワールドで見れるのが嬉しいですね!
気になったアイテムがあったら、作者さんのBOOTHページを見に行ってみるのもオススメです。
フレンドとウィンドウショッピング気分で歩き回っているだけでも楽しいワールド。お気に入りの一着を探しに行ってみてください。
TOKYO MOOD BEAMS - BEAMS_STAFF_1
リアルアパレルを展開しているセレクトショップ、BEAMSの公式ワールド。BEAMSは古くからVRChatに参入しており、満を持して登場したのがこのワールドです。
夜の街に白く輝くBEAMSストア。店内ではBEAMSが展開するアバター用衣服の試着などもできます。
ファッションスナップを撮影するのにも最適です。BEAMS店舗以外にもいろいろ行けるエリアがあるのでぜひ探索してみてください!
Night Pool Villa - VEIN_A
クリエイター集団VEINが展開するファッションアイテムの展示ワールドです。VEINはシーズンごとに期間限定でアバター用衣服を販売しているのですが、今年の夏は水着がテーマのようです。
ラグジュアリーなプールとバーカウンター、そしてVEINのファッションアイテムの展示エリアが存在します。
もちろんそれぞれのアイテムは持って合わせてみることができます。ワールド内にはバーチャルフォトグラファーのえこちんさんによる着用写真の展示も。
VEINは期間限定でアイテムを販売しているので過去のものは購入することができませんが、展示用のワールドは現在も公開されていますので、他のワールドにもぜひ行ってみてください。
また、過去のアイテムが再版されることもあるようなので、どうしても欲しいという人はこまめに情報をチェックしておくことをオススメします!
YOYOGI MORI Avatar World - YOYOGI MORI
様々なイラストレーター・アーティストとコラボレーションしたハイクオリティなアバターモデルや、アバター向けファッションアイテムを展開する「YOYOGI MORI」のワールド。
ギャラリーのような展示空間で、YOYOGI MORIの3Dモデルを余すところなく見ることができます。
ワールド内には持って動かせるアイテムも置いてあるので、自分のアバターに合わせてミラーで確認することも可能です。
また、期間限定で特別なエリアが公開されることもあり、記事執筆時点では「fille ange」の特別展示室が公開されています。
VRChatにおける高級アバターブランドの代表的存在であるYOYOGI MORI。見に行くと、つい欲しくなってしまうこと間違いなしです。
G-SHOCK STORE - CASIO COMPUTER
CASIOの腕時計「G-SHOCK」を試着できるワールドです。
ワールド内のギミックを使用することで自分好みのデザインにカスタムすることができ、カスタムしたG-SHOCKをアバターの好きな位置につけて試着することができます。
カスタムの仕様はリアルのG-SHOCKと同じもののようなので、リアルとバーチャルの両方で同じG-SHOCKを着用するといった楽しみ方もできますね。ちなみにこちらのワールドは渋谷の宮下パークにあるストアがモデルとなっているようです。アバター向けのG-SHOCKモデルはBOOTHで販売中です。
Avatar Museum - おおかみちゃん
ファッションを楽しむには、お気に入りのアバター素体を見つけることも重要です。そんなわけで最後はたくさんのアバターの3Dモデルが展示されているワールド「Avatar Museum」を紹介します。
ただ見ているだけでも楽しいですが、アバターはもちろん試着ができます(すべてのアバターが試着できるかどうかは確認していません)。
みなさんもぜひお気に入りの1体を見つけて、バーチャルファッションを楽しんでみてください。もちろん、1体と言わずたくさんのアバターを使い分けるのもアリです!
MMORPGやアメーバピグなど、アバターでファッションを楽しむという文化は古くからインターネットにありますが、VRChatでのファッションはクリエイターが自由に制作して販売しているものを、ユーザーが自由に組み合わせて楽しんでいて、その自由度の高さやファッションの幅の広さというのも特徴のひとつとして挙げられるかもしれません。
バーチャルファッションのクリエイターが、自身のブランドのストアを制作してワールドとして公開するといった動きも一般化してきましたし、バーチャルファッションにまつわるイベントもたくさん開催されているので、興味がある人はぜひいろいろと調べてみてくださいね。
なお筆者が編集長として制作した、バーチャルファッションについての本『Vuide』- バーチャルカルチャー ガイドブック「進化するバーチャルファッション」がBOOTHで販売中です。バーチャルファッションとは何か?という解説から始まり、クリエイタ―のインタビューなども掲載された本となっています。こちらもご興味ありましたらぜひ手に取ってみてください!
文章、モデル:タカオミ
写真:rocksuch
協力:Ayano、phi16、浅田カズラ
Avatar: KALNE - Augmented Dolls
Tops: NIGHT BRUME - FLUNITRA
Bottoms: Tailored Pants - MDLR
Accessories: GALXIANNA
Eyewear: YOYOGI MORI
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