卵を割ったら幸運を探り当てた
このところ、天気が悪かったり仕事のモヤモヤがあったりで気分のすぐれない週末がやたら続いた。
が、今週末はあっけらかんと晴れわたり、久々に開放的な気分に包まれて、昨晩はピルスナーグラスでビールを飲んだら超うまかった。
このうまそうな泡は、プレモルのおまけの超音波神泡サーバーのおかげ。
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先週、農家さんのところで泥んこになったからというわけではないが、ちょっとベランダ菜園でもしたくなっていろいろ買ってきた。
まぁやっぱり先週があったからだけど。
培養土はあるので、買ったのは牛糞堆肥、油かす、黒曜石の鉢底石。
今回は、完全有機でやってみよう。
肝心の苗は、ベランダ菜園なのであまり大きくなるものは選べず、大葉、ミント、パセリ、カモミール、ミニトマト(写真・左から)。
堆肥を混ぜ込んだ土を鉢に入れ、苗を定植。
周りに油かすをまいた。
斜めってるね、ミニトマト。
ポットに入ってるときより元気なくなったね、大葉。
勢力拡大してパセリとカモミールを駆逐しないでね、ミント。
前途多難だけど、みんな大きくなぁれ。
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昼、明石焼きじゃない方の卵焼きを作ろうと卵を割ったら、二黄卵だった。
二黄卵を割ったのは初めてだ。
なんとなく幸運を探り当てたようで、ちょっと嬉しい。
そういえば、広島に「八昌」というお好み焼き屋がある。
広島へ行くと毎回足が向く店だ。
この店で使う卵が、すべて二黄卵なのだ。
初めて店を訪れたとき、店主が割った卵が二黄卵だったから、わ、すごい! そんなこともあるんだとビックリしたが、次割ったのも二黄卵、その次も二黄卵で、正直気味悪くなった。
でも今はすっかり目が慣れた。
ここのお好み焼きは、しっかり締まった固めのタイプ。
よくある、ふんわり柔らかいのを想像していると痛い目に遭う。
ぎっしりしているので、見た目以上にボリューミーでお腹いっぱいになるし、アゴもまぁまぁ疲れる。
何かで見たが、この固さ、実は広島のお好み焼きの源流に近いのだとか。
初めて食べたときは、あまりのぎっしり具合に思わずマズいと呟いたほど。
しかし、懲りずに何度か通ううち、どんどんハマっていく。
とにかくうまい。
かなりの人気店だから、タイミングを外すと長蛇の列は必至。
入店まで最低30分は並ぶ覚悟を、そして注文してから焼き上がるまでも30分は覚悟を。
時間に余裕のある時でしか味わえないお好み焼き、八昌。
「○○ちゃん」系お好み焼きに飽きたら、ぜひ足を運んでみてほしい。
さぁ夜はお好み焼きを焼いて、ビールにも神泡のせることにしよう。
麺がないから今日のところは関西風で。
(2021/5/30記)