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パンドラBOX

7
魔王と勇者の烈伝な伝説。魔勇烈伝。 連戦中。
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#小説

パンドラBOX9

パンドラBOX9

聖帝界

学園界の
上層部

厳重な
監視下の中

展望を
見下ろす

白装束
白衣の



「今宵は、良く冷える」
「‥ぬ⁈」

羽ばたき

一羽の
鳥が
目に映る

突如
男の動きが
止まった


「⁈」

後ろの
気配

侵入者

だが
動けない

行動を
制限
されている

警告を
発する
筈が

言動も
制限されていた

男2
「どうした?」

「 」
「いや、問題無い」

違う

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パンドラBOX6

パンドラBOX6

私は
ナーシャ

訳あって
負傷する

何日も
クゥルスを
連れ回した
ツケなのか

彼は
寝不足で
授業中
居眠りして

先生に
魔法
食らったの

昏倒
する筈が

白目を
向いたまま
魔法を
発動させ

教室は
爆発し

私は
一週間の
怪我‥

仲間の
マーゴ

クアル

リリオ

三人が
事情を
聞き
駆けつけた

リリオ
「納得できないわ」
ナーシャ
「え?」
リリオ
「学園界一の問題

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パンドラBOX5

パンドラBOX5

半端なく
デカい
学園界

勇者英才教育の要

学園界の
支給物

ナーシャの剣を
受注する

受付を
済ませた
ナーシャが
笑顔で
飛び出して来た

さっきまで
咽び泣く
姿が
嘘の様だ

クゥルス
「どうだ?」

ナーシャ
「バッチリ。担当の刀鍛冶が、すぐ対応してくれるって」

ナーシャの
担当は
金太郎の筈

奴なら
まともな
剣を
作る筈だ

折れた剣は
担当が
作った
ものではない

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パンドラBOX4

パンドラBOX4

剣を構える
ナーシャ

男が
躍り出た


「先に女を出すとは。後悔するぞ」

近距離から
間合いを
詰める
筈が

ナーシャが
男の
股を潜る

背後を
取ると
思いっきり
振りかぶった

回転斬りの
魔法剣

男が
大の字に
感電し
沈黙した

クゥルス
「雷旋斬か」

ナーシャが
男を捉え
再び
剣を構える

ナーシャ
「あの、まだやります?」
男2
「 」
「はっ、見くびって頂いては困る

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パンドラBOX3

パンドラBOX3

少年
クゥルスは

草原で
目覚めた

亡き父
魔王の夢

涙を拭うと
ナーシャが
隣にいた

クゥルス
「いつからいた⁈」

ナーシャ
「また授業サボって寝てるから、起こしに来たんだよ」
「うなされてたよ?」

気にするな

軽く流す
クゥルス

クゥルス
「また俺と組むつもりなのか?」
ナーシャ
「ダメかな?」
クゥルス
「少しは俺と稽古する気は無いのか?」

そんなだから
暇でやる事も
無い

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パンドラBOX2

パンドラBOX2

パンドラBOX

人災

ラグラ
アクロギスの
被害は
大きい

魔王は
側近の
ダイジンと
共に
拠点を持つ

しかし
魔王討伐を
求め

勇者は
新たに
誕生する

魔王の
拠点である
城には
法則があり

勇者に
呆気なく
バレた

残りの
生涯を賭け

勇者と
戦う事
6回‥

魔王の
限界が
近付く

事ある事に
城を
アクロギスに
向け
打ち上げる

6回目の
城に潜入した
最後の

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パンドラBOX

パンドラBOX

これは

RPGでも
なければ

ドラクエ
ffの
2次創作
でも無い

パンドラBOX

アクロギスの
爪痕

かつて

魔王と
勇者の
闘いがあった

魔王は
パンドラBOXの
死守

何も知らない
勇者一行は
魔王本拠地
ラストフロアの
玉座にて
交戦

激戦の末
第二形態の
魔王を倒す

祭壇には
小さな箱が
浮遊
静止している

勇者ズィークは
連戦の末

狂ったまま
魔王を
追撃する

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