パンドラBOX2
パンドラBOX
人災
ラグラ
アクロギスの
被害は
大きい
魔王は
側近の
ダイジンと
共に
拠点を持つ
しかし
魔王討伐を
求め
勇者は
新たに
誕生する
魔王の
拠点である
城には
法則があり
勇者に
呆気なく
バレた
残りの
生涯を賭け
勇者と
戦う事
6回‥
魔王の
限界が
近付く
事ある事に
城を
アクロギスに
向け
打ち上げる
6回目の
城に潜入した
最後の
勇者は
たった
二人の
男女
魔王の
一人息子
クゥルスは
闘いの
結末を見て
驚愕する
勇者と
茶を交わす
父の姿
魔王
「勇者モンドよ‥私は貴殿ほど若くは無い」
「本国に、この老体の夢を、伝えてはくれぬか」
最後の城を
上空に
打ち上げ
パンドラBOXは
いよいよ
完成の時を
迎える
打ち上げる
6回目の城
それは
箱の
制御装置
平和の
方舟
魔王に従う
全ての
モンスターの
方舟となる筈の
パンドラBOXは
あの時
魔力源のみを
封印した
危険な箱と
なってしまった
魔王
「勇者の侵入を阻止出来なかった‥私のミスでもある」
勇者モンド
「貴方のせいでは」
魔王
「分かっているさ」
もう一人の
勇者
男に視線を
移す
モンスターと
友好的に
接する
玉座の元まで
モンスターに
一切の被害を
出さず
到達した
最後の勇者
クゥルスが
勇者と話す
クゥルス
「凄いな、アンタ」
勇者
「君が、御子息‥⁈」
勇者は
問う
勇者
「君は、人を好きになれるかい?」
クゥルス
「‥よく分からない」
「初めて会うし。何でそんな事」
人は
身勝手で
理不尽な
存在
それでも
どうか
嫌いに
ならないでほしい
と
魔王の夢に
協力すると
宣言した
だが
もっと
大きな力が
必要となる
国の
理解が必要
だと
勇者一行は
城を後に
したが
娘を残し
国に
消される
残された
娘の名は
モンド・ソヴアール
ナーシャ
クゥルスも
亡き父の
悲願である
パンドラBOXを
首にかけ
国家の要
学園界へと
辿り着く
自身が
魔王で
ある事を
伏せ
ナーシャと
対面する
そして始まる
魔王と勇者の
烈々な伝説が
幕を開ける