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Style 11. Position 5
僕はモータースポーツがこの世で最も大好きだ。別に専門知識をひけらかすオタクでもないし、車のメカニカルな部分やレース戦略にも無知、純粋なエンジョイ勢だ。
モータースポーツや車が好きな人種がハマる収集癖として真っ先に思いつくのはモデルカーだろう。僕も10台くらいは持っているけどコレクションするほどハマってはいない。
モータースポーツほどでは無いが服を買うのが好きな僕はレーシングチーム公式のウェアを
レースこそが人生…でない方にも
たとえバラクータを着たとして貴方は高倉健にはなれないし
リーバイス501に白Tシャツを合わせたとて白洲次郎にはなれない
男性としての魅力に欠ける我々が偉人の愛した名品に大枚をはたいたところで、彼らの小指の爪の先にすら届かないのは当然のことだ
とはいえそういった名品に手を出さずにはいられないのが男のサガ
僕の永遠の憧れは“キングオブクール”ことスティーブ・マックイーン
不遇の少年時代を過ごし軍隊経
Vaillante will Back !!
2月12日(土)am03:00
マクラーレンの2022年仕様のマシン公開のために早起きした僕は不意打ちを食らった。
ミシェル・ヴァイヨン公式Twitterのとある投稿に度肝を抜かれた。
「ヴァイヨンはTDSレーシングとコラボし、ELMS(ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ)とル・マン24時間に挑戦する」
実はミシェル・ヴァイヨンが現実のレースに復帰する計画は以前から計画されていた。
フランスで主
(なるたけ手頃に)TAKE IVY
情けないほど単純で影響を受けやすい僕は先日ご紹介した『AMETORA』に触発され、「アイビーをやってみたい!」と奮い立った。
実は以前からダブルのブレザーを一着は持っていたのだが、少々厳ついというか存在感がありすぎて普段使いはしづらかった。それなりの場所に行くにはうってつけなのだが、致命的なことにその「それなりの場所」に度々赴くようなアクティブな人間ではないため困っていたのだ。
やはり使い勝手
幸福の黄色いロータス
F1黎明期から華々しい戦績に彩られた名門プライベーターのチーム・ロータス
皆さんが一番好きなカラーリングはどれだろうか。
王道のブリティッシュグリーン?最高にクールなJPS?古き良きゴールドリーフ?
僕が一番好きなのは終盤のロータスを象徴するキャメル時代。
黒地に金色のラインで飾ったJPSカラーから一転、木久扇師匠も真っ青なレベルの黄色い一色に生まれ変わったのだ(ネイビーのキャメルロゴは素晴らし
「衣」の視点から見た戦後史
人間が社会で生きていく上で欠かせない要素である「衣食住」
ではこの3点のうち、最も蔑ろにできるモノは何かと聞かれたら多くの人は「衣」と答えるのではないだろうか。
事実、高校時代以前まで自分がどんな服を着ていたのか全くと言っていいほど思い出せない。どのみち見るに堪えないセンスであったことは明らかなので思い出そうとする努力もしないのだが…
私服に気を使い始めた(使わないといけないと気づいた)のは大
あえてソ連製という選択
世界で初めて月を訪れた腕時計がオメガ・スピードマスターであることは、別に時計マニアでなくとも知っている人は多いかもしれない。
人類初の偉業を成し遂げるため、NASAは実力派の腕時計メーカー10社に過剰なほどに頑丈で正確なクロノグラフの製作を依頼。
最終的にオメガ・ロレックス・ロンジンの3社が競い合い、この名誉あるミッションの同行者にオメガが選ばれた。
今となってはジェームズ・ボンドのシーマスター