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土建屋狂騒曲 ICT編

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零細土建屋が健気にICT施工に挑戦していく ICT記事は今後こちらに書く レベル低いので大手さんは回れ右
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#ICT

素人土木ICT#19【空中写真測量(UAV)の標準歩掛】

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 無精者なので、引き続きロー…

素人土木ICT#18【TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理の罠】

品質関連の事は書きたくないなあ、嫌だなあと思いつつ筆を執る(キーボード) さて表題の通り…

素人土木ICT#17【RTK基地局について(お久しぶりです)】

お久しぶりです。 さて、今回はRTK基地局(基準局・固定局なんでもいいわい)について。 ICT…

素人土木ICT#16【3D設計データ作成のコツ#2(3D設計データの種類)】

色々とデータ作成コツ記事の構成を考えたが、面倒くさいので場当たり的に書いていく事にした。…

素人土木ICT#15【3D設計データ作成のコツ#1(概説)】

「3D設計データ作成のコツ」と銘打つと、お前はいったい何者で何様なんだとツッコミが入りそう…

素人土木ICT#14【UAVを用いた空中写真測量のコツ(撮影・飛行計画編)】

令和2年7月豪雨により、熊本県・九州各地をはじめ、全国広範囲で被害に遭われている皆さまに心…

素人土木ICT#12【貧乏ICT施工の今後の展望】

ICT施工の強みと弱み ICT施工の強みは何だろうか ICT施工技術の導入=省力化である。 これは間違いないし、実践して実感もしている。 では弱みは何だろうか。 結論から言うと中規模以上(1000m3以上)の土工事の安定受注が前提 という所か。 表面的にはコストとも取れるが。 ただ、器資材投資に関わるコストは強みである省力化で相殺される。ICT建機を継続して使用すれば、比較的速やかにペイできる。 ICTに投資した分、継続して稼働を見込めるのであれば、コスト自体は弱みに

素人土木ICT#11【現況横断測量で楽をする】

随分と寒くなってきた。朝晩の路面凍結には十二分に気を付けたいところである。また、忘年会シ…

素人土木ICT#10【一通りのICT施工を終えて】

先日、当社初のICT施工(掘削工10,000m3程度)が完了し、残すは完成検査のみとなった。 起工…

素人土木ICT#7 【サーフェス活用の構造物工のすゝめ】

ICT施工をとっつきにくくしている理由の一つに、普段なじみのない横文字キーワードの存在が挙…

素人土木ICT#6【小零細土建屋にICTが普及しないのは何故か】

私は世間知らずなので、狭い見識と世界での独断と偏見になろうかと思うが、いつも通りなのでま…

素人土木ICT#1 【うちさあ、3Dのソフトウエアあんだけど見てかない?】

 ソフトウエア選びは重要である。ましてや門外漢が操作するとなると、ますます重要度が上がる…

ICTってなにそれ美味しいの? 6【失敗から学ぶICT】【完結】

 「失敗は成功の母」  ありふれた言葉であるが、私はあまり好きではない。上記の言葉は、あ…

土建屋狂騒曲#6 ICTってなにそれ美味しいの?5【ハイ&ロー思想】

 柔道家に棒切れを渡して戦えというと、最後まで棒切れに頼って戦うことを知っているだろうか。棒切れを相手に掴まれても、引っ張り合ってしまう。棒切れなぞ捨てて、投げ技を使った方が圧倒的に素早く制圧できるのにも関わらず、である。  このような話は、何も柔道家に限った話ではなく、全ての人に当てはまる事象である。大体の人は特別に訓練を受けている場合を除き、依存していた道具が無効化されると何もできなく(しなく)なる。これは格闘技や戦闘の分野では有名な話で、日常生活や職場でも似たような経