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土建屋狂騒曲 ICT編

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零細土建屋が健気にICT施工に挑戦していく ICT記事は今後こちらに書く レベル低いので大手さんは回れ右
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#自営業

素人土木ICT#9【ドローン安全運航要綱】

2019年9月 航空法が改正された。新たなドローン飛行ルールとは。 上図1~4が今回改正で追…

素人土木ICT#7 【サーフェス活用の構造物工のすゝめ】

ICT施工をとっつきにくくしている理由の一つに、普段なじみのない横文字キーワードの存在が挙…

素人土木ICT#6【小零細土建屋にICTが普及しないのは何故か】

私は世間知らずなので、狭い見識と世界での独断と偏見になろうかと思うが、いつも通りなのでま…

素人土木ICT#5【売りっぱなし業者に気をつけろ】

 ICTを新規に着手するにあたり、既にお付き合いがある業者では対応が難しいケースがある。 …

素人土木ICT#4【中堅面倒くさがり屋活用のすゝめ】

 さて、トータルステーション(かそれに準ずるもの)と3D設計データ作成ソフトが手元にあり、…

素人土木ICT#3【スマート施工ツールでレッツICTちょいかじり】

 ・・・・建設システムの回し者ではないことを最初に伝えておく。  3D設計データを現場に持…

素人土木ICT#2【専用ソフトでレッツICTちょいかじり】

 前回の記事で「TS出来形管理(データ活用)はいいゾ~」というような主旨の話をした。簡易な設計照査・測量・位置出し・丁張設置等で圧倒的な省力化が図れるのは間違いない。慣れてくれば、これらに関わる労力は従来に比し1/2程度になるだろう。  当然出来形管理まで「TSを用いた出来形管理要領」するには(納品まで)設計変更の対象となる為、公告で特に記載がある場合を除き難しいか2重管理をする羽目になる。  さて、今回はソフトウエアに関する事項を書いていく。  まず、土木専用ICT関連

素人土木ICT#1 【うちさあ、3Dのソフトウエアあんだけど見てかない?】

 ソフトウエア選びは重要である。ましてや門外漢が操作するとなると、ますます重要度が上がる…

ICTってなにそれ美味しいの? 6【失敗から学ぶICT】【完結】

 「失敗は成功の母」  ありふれた言葉であるが、私はあまり好きではない。上記の言葉は、あ…

土建屋狂騒曲#6 ICTってなにそれ美味しいの?5【ハイ&ロー思想】

 柔道家に棒切れを渡して戦えというと、最後まで棒切れに頼って戦うことを知っているだろうか…

土建屋狂騒曲#5 ICTってなにそれ美味しいの?4【無形財産の充実】

 「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり。」  武田信玄のありがてえ言葉であ…

土建屋狂騒曲#4 ICTってなにそれ美味しいの?3【ICT建設機械の選定】

 ICTって何それ美味しいの?も三部になってしまった。生来飽き性であるので大したもんである…

土建屋狂騒曲#3 ICTってなにそれ美味しいの?2【空中写真測量とUAV】

 さて前回はドローン(空中写真測量用)のところまできて力尽きた。  ICT施工に関しては測量…

土建屋狂騒曲#2 ICTってなにそれ美味しいの? 【序章】

 「おーい、うさぎ~ お前ICTやれよ」  直上上司である社長兼ねてわが父の、「入社直後」の私に放たれた言葉である。  はっきり言って非常識であろう。今まで幹部とはいえ自衛隊の普通科勤務しか経験のない私に投げかける言葉ではない。  ここでいうICTとは建設産業における、「ICT施工」というものに限定される。奇しくも国交省がiConstructionを提唱し始めてしばらくした頃である。  その他にも「カイゼンせよ」とご下命受けていた案件は多数あったのだが、その「いくつか」がIC