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#生き方「自分で選び、伝えること」

「せっかく糖尿の数値が落ち着いたのに

それを無駄にするつもりなのか?」

とあるお医者さんに

言われたことのある言葉。

私ではなく、

私のおかんに向けてだった。


現在、83歳になる私のおかん。

おかんは甘いものが大好きだ。

だが、

ある時期に糖尿の数値が悪化して、

通っていた内科の

おじいさん先生に言われた

『甘いものを止めるように』

という言葉。

おかんは頑張って守っていた時期があった。

数値が改善して、

「少しくらい甘いものを

食べてもいいかな先生?」

と言ったおかんに、

おじいさん先生は冒頭の言葉を伝えた。


その通院に付き添っていた私は、

思わず口にした。

『80にもなる母の

唯一の楽しみなのに、

そんなに簡単に制限して、

母の楽しみの部分については

どうお考えですか?』

たぶん、

私の口調が少し荒かったように思う。

それ以降、

ほとんど口を聴いてくれなくなったので、

しぶしぶ病院を変えることにした。


お医者さんが、

病気を必死で治そうと

いろんな策を考えてくださるのは

本当に有難い。

ただ、

『本人の人生の質』

という視点で考えると、

全てお医者さんの考えだけで

すべてが決めってしまうのではなく、

また他の選択肢もあっていいのだと思う。

週に1回は食べてみて

様子をみてみようでも良かったのではないか。

もっとおかんや私の思い、考えを

お医者さんに伝えるべきだったし、

事前にしっかりと話し合うべきだったと

反省した。


自分の思いや考えを伝えるためには、

目の前の出来事に流され過ぎず、

本気で

おかんや自分、

家族それぞれの生き方を考える必要がある。

そして選択したものを

周りに伝えることも必要だ。

ちゃんと伝えることまでしていかなければ、

自分が求める人生の質は

いつしか保てなくなるものだと

教えてもらった気がした出来事だった。



お医者さんに言われると

甘いものを食べることが

悪いことだと捉えるおかん。

それもなんだかわかる気がして、

そう言いながら買い物に行くと

甘いお菓子に目がいくおかんを

微笑ましく思った。


難しいけど、

自分はどうしたいのかを考えて、

周りに伝えないとな〜。


<スタエフライブの告知です>

次回:11月25日(月)21時〜の配信予定。

<次回のお悩み>
うりちゃんネーム:年間50冊は読みたい奥さま

うりもさん、彩夏さんこんばんは。
ぜひ、『笑っていい解!?』
でうりもさんや彩夏さん、
リスナーの皆さまに助けて頂きたいことがあります。
それは、本を読んでいると夫が話しかけてくるのが
煩わしくて仕方ないことです。
わたしは読書が好きなのですが、
夫が話しかけてきて全然内容が入ってきません。
「今本読んでるから後にして」というと、
不機嫌になります。
お互いフルタイムで働いているし、
生活時間も違うのでわたしが本を読んでいると
会話ができない、という彼の言い分も分かります。
でも、わたしが読書をする人間だということは
分かっていて結婚したはずです。
夜の読書タイムは、
労働という憎むべき役務から解放され、
やっと手に入れた1日の中でもっとも
幸せな時間です。

どうしたら彼に邪魔されなくなるのでしょうか?

みなさんのお知恵をお借りしたいです。
よろしくお願いします。

レターの送り先
うりもの人と人をつなぐチャンネル
彩夏のたわごと

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