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「男の人と一緒に自動販売機まで行くの、

 なんだか久しぶりやわ〜 笑」。

私はニコッと表情で返す。

同じ職場で働く、2つ上の女性スタッフさんと

玄関を出るタイミングが同じになった。

女性スタッフさんも私も、

飲み物を買いに行くところだった。

「一緒に自販機まで行きましょうよ」。

2人でトコトコと歩く。

自販機までは5分ほど歩く。

一緒に歩きながら会話をする。

「昔は、男性の方と一緒に

 自販機までよく歩いてたんですか?」。

と私が質問をした。

女性スタッフさんは思わず吹き出す。

「あははっ、急に何〜、なんか照れるわ〜」。

続けて質問する。

「もしかして、昨日の話ですか〜?」。

女性スタッフさんは再び吹き出す。

「あははっ、それやったら

 毎日楽しいのに〜〜笑」。

自販機まで到着し、

ジュースを2本買い、

自販機の横にあるベンチに腰掛け、

女性スタッフに1本献上する。

「いや〜昔ね、今のダンナと付き合ってた時、

 寒い冬の日に、1つのマフラーを2人でね、

 スルスル〜って巻いてね、手をつないで、

 歩いてホットの缶コーヒーを買いに行ったの。

 ダンナがデミタスコーヒーってやつが好きで。

 小さい缶のやつ、よく買ってたな〜〜。

 あん時が一番楽しかったな〜〜。あははは」。


今でこそ、

笑い声は豪快ではあるものの、

とてもかわいい表情をされていた。


「アラフィフにもなって、恋の話とか、

 する機会もないよね〜 」。

と、女性スタッフさんは言った。


(私は結構スタエフでしているなと思いつつ笑)


「確かに、アラフィフになって、

あんまり恋バナとか、しなくなりますよね〜」。

と私が言うと、

「そうよね、でもたまには恋バナとかして、

 懐かしんだり、ゲラゲラ笑ったりしたいわ」。

と女性スタッフは笑顔で答えた。


いつからか、

自然としなくなっていく恋バナ。

現実世界で忙しく、

恋だ愛だと言う暇もなくなっていく。

でも、

1度始めると、

必ず盛り上がるのは、

恋バナである。


若い頃だけでなく、

家族ができた今でも、

楽しむ時間として、

恋バナを楽しむ機会があっても、

いいのかもしれないなと思った。


現実の世界ではなく、

第3の居場所で。

それなら思う存分、

まわりくどくなく、

どんどん話して、

楽しめそうな気がするな〜。

自分は話すことが恥ずかしくても、

人の話は聴き耳立てたいものである。


結局みんな、

大好物なのかもしれない。

人の恋バナを聴くことで、

なんだかその人の大事な部分を、

聴かせてもらえた気がして、

距離が近づいた感じになれる。


恐るべし、恋の話。



<スタエフ告知です↓>

本日 よる 20時30分〜。

「笑っていい妄想」。

妄想ゲスト:彩夏さん。

彩夏さんの頭の中を覗かせて頂きます🎙️✨。


介護のセクシーゾーンの4人です!笑

8月9日(水)よる 21時30〜。

「笑っていい介護」。

ゲスト
○おおさわさん
○よしよしさん
○きれいごとさん

進行:うりも

介護の仕事に携わった経験のある人達が、
考えていることやそれぞれの思いなどを、
楽しく熱く、お話していただきます🎙️✨。

介護のことを詳しく知らない方も、
一度、聴いて見てください😊。

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