魚柄仁之助の巣ごもりレシピ 第4回
手間をかけずに時間をかけて
〜第四回 秘技!一釜ごはん
ご飯を炊く手間で、健康おかずも作っちゃおう~
普通、炊飯器でご飯を炊きますね。
普通でないおいさんはごはん+おかずを炊いちゃうのです。
「ご飯を炊くための時間と電気代でおかずまで作れる」
そんな技を1994年に出した台所リストラ術で紹介していました。
このイラストは2019年飛鳥新社版台所リストラ術209頁のコピーです。
*ザルの中には「野菜、肉、魚」など
*鍋の底には「米+水」で炊飯
または「肉、野菜+水」でスープや煮物
このイラストは普通の鍋で描かれていますが、
これを炊飯器に置き換えたものがこちらです。
これは2006年に書いた「みんなで体験!台所塾」103頁
のコピーで、堀込和佳画伯のイラストです。
・炊飯器の米+水の上に卵を並べておけば「茹で卵が作れます。
(もし卵にサルモネラ菌が付いていても炊飯中の熱で死滅します)
・米に押し麦とか干し海老とかを混ぜると、カルシウム補給になります。
・上にセットしたステンレスざるには人参や芋類、肉、魚を入れますと、
炊飯中に蒸し上がりますから、あとはお好きな調味料で味付けしてください。
蒸してる時に肉汁が出て、ごはんに味がついちゃう。これが嫌なヒトは
ザルのような形状の薄型ボウルを使用して汁がごはんに落ちないようにしてください。
・この一釜ごはんを弁当箱に詰めたら……
上図のような一釜弁当の出来上がり。
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外出自粛、おうちごはん、お子ちゃまは騒ぐ・・・
そんな時には炊飯器に超過重労働をお願いしましょ。
同じ時間と電気代なら
ごはんだけ より ごはんとおかず
これが台所リストラ術でした。
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今回のレシピも営業部のKさんがさっそくレポートしてくれています!
〜「飛鳥新社営業体験談」第4回〜
なんと、我が家のざるは炊飯器に嵌まらない…
ということで今回は、鍋とざるを組み合わせた蒸し器で同時調理に挑戦してみました。
(鍋を使った同時調理の詳細は「ひと月9000円の快適食生活」「うおつか流台所リストラ術」に記載があります。ご参照ください!)
調理開始です。
下(鍋の中ですね)にカリフラワーと少しのお水、
ざるの上に長ねぎをのせてふたをし、とろ火にかけます。
しばらく放置して…ほぼ完成です。すごい!
るを外してそのまま別の調理に進めるのも魅力のひとつです。
カリフラワーは木べらで簡単につぶせるくらいやわらかくなっています。
長ねぎの温サラダとカリフラワーのミルクスープが完成しました!
お鍋で蒸すと、電子レンジ調理とはひと味違う、じわっとした甘さがあります。
野菜を蒸すのはひと手間かかる…という方にこそ体験して頂きたいお手軽さです。
もうひとつざるを買って炊飯器でも絶対挑戦するぞ!と決意しました。
Kさん、今回もわかりやすいレポートありがとうございました!
ザルを鍋にはめることで二段同時に調理できるのはとっても便利ですね。
ガスコンロでお米を炊くとお焦げができてとっても美味しく仕上がるそうです。
私は魚柄先生の本を読んでから、炊飯器でお米を炊くときに、卵も入れてゆで卵を同時に作るようにしています!
みなさまもぜひお試しください。(編集部A)
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魚柄仁之助先生の台所リストラ術をもっと知りたい方は飛鳥新社のページを御覧ください。
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