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卯岡若菜
2017年7月17日 12:43
今日の空は青くてキレイで、ぽっかり浮いている雲が何だかいい感じだよ、とか。 読み終えた本が心に響きすぎて、切なくてパンクしそう、とか。 朝ごはんに食べたトーストが、とてもおいしかった、とか。 心が揺さぶられる歌に出会ったよ、とか。 今夜の月はとてもきれいだよ、とか。 映画を観終えて、余韻に浸ってぼんやりしている、とか。 理由はないけれど、さみしくてしかたがないんだ、とか。
2017年10月7日 15:08
「書くことが得意でいいね」「才能があっていいね」 そう誰かに言われるたび、そんなことないよ、と思ってきた。そもそも才能があるとは思っていないのだけれど、そういう意味ではなくて、そんなことないよ、と思う。 このびゅうびゅうと吹きすさぶ冷たい風のような孤独感が、もしそうわたしに言うあなたにないのなら、その方が、きっとずっと幸せだよ。そう思う。 もし、そんな孤独感を抱えているのに、どん
2017年8月8日 01:30
人は誰かのためにこそ強くなれるのだと、何かで目にしたことがあったと思うのだけれど、それが何だったかは、今のわたしは憶えていない。 けれども、この言葉は真実だ。少なくとも、わたしにとっては。 心ない、言葉を浴びた。 浴びた、という表現は、正確に言えば少し違う。 その発言を繰り出した本人は、そもそもこちらにその言葉を向けたかったのかどうかすら、定かではないからだ。 とにかく無責任な
2018年2月27日 10:52
日本の夏の不快指数が高いのは、湿度の高さのせいだ。じとりと肌にまとわりつく暑さは重苦しくて、心身を消耗させる。せめて湿度が低ければ、暑さはエネルギーを与えてくれる存在にだってなり得るのに、なんて思う。「歯に衣着せぬ」ということに対して、悶々と考えていた。同じように「歯に衣着せぬ」物言いであっても、その発言・言葉は、多くの人からの反感を集めるものと、好感をもって受け止められるものとに分かれる