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2024年12月23日 換気の重要性

駅のベンチに座って、電車を待って居ました。
比較的、朝が早く、
その上、冷え込んでいるので、
洋服で覆われてない部分、
マスクで覆われてない部分は
しんと冷たくなって居ます。
自分の指ではないようです。
軽く動かし、何度か握り込んでいると、
ようやく、自分の指であるという感覚が戻ってきました。
この辺りの寒さでこれですから、
もっと北の地域はどれほどでしょう。
雪に覆われた街や山や野原を思い浮かべつつ、
指を動かします。
どのような生活をし、
どのように移り変わっていくのでしょうか。
冬に常に雪があるような土地に住んだことがないので、
私にとって、それは未知の世界です。



もともと夏生まれ、比較的温暖な地域育ちですから、
本来、冬はとても苦手です。
寒いことは、
あらゆるパフォーマンスを下げますし、
気をめいらせます。
長く、冬は嫌いだと思っていました。
ただ、最近気づいたのですが、
冬特有の、この冷たい空気は、
実はとても好きです。

それは、
気持ちも頭もしゃっきりするからです。
冷たい水に飛び込んだ時のような気持ちよさがあります。
肌の上をキンと冷たい空気が滑っていき、
肺にまで、到達する時、
「寒い」と言いながら、
本当はその冷たさを快感と思っているところがあります。
冷たい空気は、清潔で呼吸しやすいように感じるのです。
暑く、湿った空気より、よほど身体にいいのではないかとすら、思います。
もちろん、
「ずっと戸外で立っていろ」と言われたら、嫌ですけれど。

体質なのだと思いますが、
あたたかく換気の悪い部屋が苦手です。
のぼせやすい上に、
必要な酸素量が人より多いのか、
換気の悪い部屋にいると、すぐ気分が悪くなりますし、
眠くなります。
この状態になると、
デスクで、黙々と仕事を続けることは
難しくなります。
うとうとしてしまう場合は、じっとできますが、
耐えきれずに、給湯室やトイレに立つことが多いです。
以前は、
「昼ごはんを食べたからかな」とか
「昼食の炭水化物が多かっただろうか」と
自分に原因があるのだろうの考えていました。
現在は、色々と考察した結果、
そうではなく、部屋の環境に問題があるのでは?と考えています。
最近ではその状態に至った時は、立って窓まで行き、窓を開けて、換気をします。
窓を開けて、
冬の冷たい空気が流れこんできて、
停滞した部屋の空気に流れができ、
深呼吸をして、肺にしっかりと新しい空気が届くと
私は一気に元気になります。
しばらく、窓の前で、深呼吸を繰り返します。
冬の冷たい空気は
とても美味しいのです。

締め切った部屋でエアコンの暖房をつけていて、
換気をしようとする人は少ないです。
むしろ、「こんなに寒いのに窓を開けるなよ」と思われていることでしょう。
開けていてしばらくすると、
誰かが窓を閉めてしまっていますから、
多分、他の人にはただただ、寒いとしか感じられないのだと思います。
そうやって昔を思い出すと、
中学生の頃は、教室の空気の悪さに辟易して、
冬の休み時間は1人廊下に立っていたのでした。
友達に「寒いから入りなよ」と何度も声をかけてもらったことを思い出します。
つまりは、中学生の頃から、私は、締め切った部屋の空気が苦手なのです。
あの頃は友達に心配され、申し訳なく思うものの、
自分でも理由が分からないので説明もできず、
かといって、教室の中にいることもできないので、
誰もいない廊下に立ち続けていたのでした。
まだエアコンはなく、ストーブが置かれていたような気もします。
「無理して1人でいたがる自分に酔った人」だと思われていることを感じて、
恥ずかしかったのですが、
どうしても教室内で過ごすことができませんでした。

今となってみれば、
普通の人より、二酸化炭素濃度に敏感な体質なのかもしれないと推測することができます。
他の人が感知しない段階で、気分が悪くなり始めているのかもしれません。 

https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000771215.pdf


上記のように、
ネットにある情報をいろいろと読んでいると、
二酸化炭素濃度が1000ppmを超えると
人体に有害な影響が出るようです。

こちらのサイトを見ると戸外は400ppmくらいの二酸化炭素濃度のようですから、
私は500ppmを超えてすこし、
800ppmくらいで不調を感じているような気がします。
多分、これは個人差があるのでしょうね。
私が冬は嫌いなのに、
冬の冷たい空気を好むのは、
二酸化炭素濃度が高くなった部屋がつらく、
冷たく新鮮な空気を必要としているからなのでしょう。

そして、
自宅でさほど気にならないのは、たいていキッチンの換気扇を回していること、
また、古い建物なので気密性が低いことが
理由だと思います。

五感が人より敏感なのは、以前から書き綴っていますが、

二酸化炭素濃度にまで敏感な自分に驚きを感じます。
そうそう、アルコールとカフェインにも敏感です。

以前は、こういう自分の敏感さにうんざりすることも多かったのですが、
最近では、「こんなにあらゆることに敏感で、
よく生き残ってきたな…!」という妙な感慨があります。
私、よく生き残ってる!

さて、
多くの人は私のような過敏ではないと思うのですが、
それでも冬の部屋は換気をお勧めします。
仕事や作業の能率が上がりますよ!







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千歳緑/code
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