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2024年12月15日 冬の家庭菜園 ローズマリーの植え替え


冬の家庭菜園の進捗報告です。
今回はこれまでの中でも書いていて、
最も滅入りそうです。
家庭菜園は難しい…と痛感しています。

しかし、記録しておかないとなんでも無かったことにするご機嫌な脳みそなので、書くことにします。
書くことでうまくいかなかった原因もわかるはずです。
書くことは、観察すること、そして、考えることです。
自分が納得できないこと、受け入れにくいことほど書いていく必要があるのかもしれません。


古株勢


・ローズマリー


これまで長く、そして最も安定して育ってくれていたハーブのローズマリー、去年の冬も、冬だからと言って特別、気になるようなことはなかったのですが…。
今年の冬は、違いました。急に冷え込んだ前後から、様子がおかしいのです。
先が灰色になっています。
そして触ると筒状の葉がポロポロ落ちます。
文字通り、ポロポロと言う効果音と共に葉が落ちていくのに気づいて、
今年は去年と違うと言うことに気づきました。
しかし、人間というのは、慣れたものが以前と違うということを認めたくないものです。
「冬だからかな…」と思おうとして、1週間。
料理に使うために、ローズマリーの葉を取ったところ、
やはり、ポロポロという効果音付きで落ちていく葉、そして、収穫した葉の半分が灰色であることは、逃げられない事実であることが突きつけられました。
ローズマリーに、何かが起きているのです。
ネットで検索すると、「根詰まり」というものの可能性が高そうです。
「根詰まり」とは、小さい鉢のまま育てていると、その鉢の中で根が成長し続けて窮屈になってきて、水はけも悪くなり、ローズマリーが弱ってくるというもののようです。
購入時から、「えらく小さな鉢だな…」と思っていたのです。
ローズマリー自体はかなり大きくて立派なのに、これで大丈夫だろうかと思ってから、はや2年ほど。
これは、おそらくこの「根詰まり」というやつでしょう。
今日は予定があるのですが、このまま、先送りにしても仕方がありません。
朝イチで鉢と軽石を買ってきて、植え替えをすることにしました。
新しい鉢を準備して、ローズマリーを鉢から外し…鉢から外し…外せません。
傾けても、びくともないのです。
葉が落ちるのも構わず、ローズマリーそのものを引っ張ってみたのですが、動きませんでした。
鉢の底を確認してみると、鉢の底から根が出ていて、フェルトのようになっています!
これは確実に「根詰まり」です。
ローズマリーには申し訳ないですが、フェルト状になった根をスコップでこそげ取り、
鉢とローズマリーの間に強めにスコップを入れました。
繰り返しスコップを入れているうちに、ローズマリーが鉢から外れましたが、
そのまま屹立するくらい、土と根が固まっています。
鉢と同じ形に根がびっしりと張り巡らされた状態は、
「根鉢」とも呼ぶそうです。
ずいぶん窮屈だったことでしょう。
葉が落ちるのも納得です。
ふたまわりほど大きな鉢を買ってきたのですが、
鉢から外れたローズマリーの根がブロックのように固まっているため、
そのままでは鉢から大きくはみ出してしまいます。
しかし、手でほぐそうとしても、ものすごくかたくて出来ません。
端が少し崩れるくらいです。
このままでは植え替えが出来ませんから、
スコップで、ローズマリーの根を少し崩すことにしました。
根を痛めることになるかもしれませんが、仕方ありません。
スコップで、比較的力を込めて叩くと少し、ほぐれてきました。
鉢の中に軽石を入れ、その上から土とローズマリーを入れます。
今考えると、もう少し崩しても良かったかもしれません。
土を足していって、少し盛り上がり気味になりましたが、植え替え完了です。
ネットの情報をよくよく読み直すと、
「植え替えは春か秋にするべき」と書いてありました。
こういうところ、私のツメが甘いところです。
やってしまった…。
今後、枯れてしまう可能性もありますが、
「根鉢」の状態のまま、冬を越すのも良くなかった気はするので…よしとします。
あとは、ローズマリーの生命力にかけてみます。
どうか元気になりますように。

・バジル(苗・種から蒔いたもの)


一時期、復活していたのですが、
最近ひどく萎れています。
特に冷え込んだ朝以来の萎れっぷりが酷いです。
苗の方だけでも、室内にいれることを考えます。
種から蒔いた方も冬を越せるかかなり、心配です。しおしおで黄色の葉っぱです。

・大葉


香りも何もなくなってしまいましたが、ひとつだけ、苗は残っています。
タネはつきそうにありません。

・ディル


種から発芽し、ふわふわした葉を生やしたところで、成長は止まっています。
黄色い部分もありますが、全体的には元気そうです。
これも、室内に入れた方が良いのでしょうか…。

・クレソン


ヒョロヒョロの茎がひとつだけ残っていますが、これはきっと、冬は越せないことでしょう。
しかし、片付けてしまうこともできずに置いてあります。
クレソンを片付けて、このプランターにディルを植え替えて、室内で育ててみるのが良いかもしれません。

新顔勢


・いちご


デルモンテの方のいちごです。
購入時にすでに、実がついていて、ひとつは収穫しました。
このいちご、なかなか、実がつきやすい苗のようで、現在もひとつ実がなっています。
まだ色は白いのですが、そのうち食べられるかもしれません。

・ピンクの花がつくいちご


こちらは、実はついていません。
しかし、いちご苗というのは、存外に寒さに強いようで、冷え込んでもしょげるどころか、生き生きとしています。
今のところは、緑色の葉が元気そうです。
春には実がつくと良いのですが、さて、どうなりますやら。

・エンドウ


買った時点で、2つ実がついていました。
料理に使ったので元は取ったと言えると思います。
今も小さな実をいくつかつけていますが、
寒さのせいで、苗自体はしおしおになってしまいました。
「11月まで実がつく」というのが売りですから、それで十分かもしれません。

・茎ブロッコリー


ブロッコリーはやはり、寒さに強いですね。
冷え込んだ朝も、元気そうです。
ただ、まだ食べられるようには見えません。
1月くらいには食べられるでしょうか。


家庭菜園は手入れしてなんぼ


当たり前のことですが、
家庭菜園は放置してはダメですね。
「こまめに手入れしてこそ、植物は育つ」という当たり前のことを実感しています。
忙しさがひと段落したら…と思って
先延ばしにすると、あっという間に変化してしまいます。
もっとこまめに手入れをしていかなくては…。
植物の世話もできないのに、
動物と暮らすのは、難しいかも…と思ったりもしました。


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千歳緑/code
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