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【たまに映画】セックスうまい?不器用ピュア『愛なのに』

Amazon primeで自分が好きそうな映画だと思って観た。やっぱり好きだった。ストーリーも映画の世界観や空気も好きだった。

■『愛なのに』作品情報&予告

解説

「性の劇薬」「アルプススタンドのはしの方」の城定秀夫が監督、「愛がなんだ」「街の上で」の今泉力哉が脚本を務め、瀬戸康史の主演で一方通行の恋愛が交差するさまを描いたラブコメディ。城定と今泉が互いに脚本を提供しあってR15+指定のラブストーリー映画を製作するコラボレーション企画「L/R15」の1本。古本屋の店主・多田は、店に通う女子高生・岬から求婚されるが、多田には一花という忘れられない存在の女性がいた。一方、結婚式の準備に追われる一花は、婚約相手の亮介とウェディングプランナーの美樹が男女の関係になっていることを知らずにいた。多田役を瀬戸が演じるほか、一花役を「窮鼠はチーズの夢を見る」のさとうほなみ、岬役を「由宇子の天秤」の河合優実、亮介役を「よだかの片想い」の中島歩がそれぞれ演じる。

■ピュアな人たちの不器用な関係

古本屋の店主・多田は昔好きだった女を忘れられない恋愛ピュア。自分なりの恋愛価値観がある一途な人。
古本屋に通う女子高生・岬は、多田を好きで求婚する恋や愛をこれから知るピュア。多田を何で好きになったかは気になる。
結婚式の準備に追われる一花はこじらせピュア。婚約者に浮気されたことでその気持ちを知りたいと自分のことを好きだった男とセックスしてみる。しかもそのセックスが気持ちよくて忘れられなくなる。
一花の婚約相手の亮介はウェディングプランナーの美樹とセックスするが「セックス下手だよね」と言われる勘違いピュア。

この登場人物を読んでもらって不器用なピュアな人たちが交錯するドラマだということがわかるだろう。この中でツボだったのは亮介。結婚する予定の一花が他の男とセックスしたことにより「セックス下手」なことに気づかれ、浮気相手からも「セックス下手」と言われる。たしかに、セックスが上手い下手って、男の自分自身ではわからない。相手がいて相手から指摘されて知ること。不純なピュアがどことなくツボだった。

結婚相手とのセックスの相性は重要?という質問はよく聞く話。今回の二人はセックスの相性良くなくてもというより、下手だから気持ちよくないだけだけど、結局は結婚したみたい。セックスより重要なことはあるということか。もどかしい感じとか、恋愛とか、それって、やっぱとても価値ある体験だなと感じる。

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つづく|Daisuke Tsuzuku
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