「先生」になることを諦めた【大学生インタビュー】
教職課程って大変ですよね。やめようと思っている方も多いのではないでしょうか?
今回は教職課程を取らずに先生になることを諦めた大学生、Mさんをインタビューしました。是非参考にしてみてくださいね!
先生になることを諦めた学生の自己紹介
自己紹介
N.本日はインタビューよろしくお願いします。インタビュアーのNです。
M.私立理系単科大学に所属しているMです。
趣味は漫画や小説を読むことで、今は猫を飼いたいとか思ってます!よろしくお願いします。
N.まずMさんについて聞かせて頂きます。漫画や小説の他に、趣味や特技は何かありますか?
M.趣味はゲームですね。特にスマブラを日常的にやってますね。他のゲームは買うんですが、ついついスマブラに手が伸びちゃってクリアまで行けてません(笑)
N.(笑)
M.もっと真面目に答えた方がいいですか?(笑)
N.いえ、十分かと(笑)
N.次にMさんご自身はどんな性格だと思いますか?
M.うーん、将来について不安視はするけど特に行動には移せないような…マイペース?可愛く聞こえるけど良くないマイペースです(笑) あとは目先の娯楽に走ってしまったりとかもありますね。
N.なるほど。確かにそれは良くないマイペースですね(笑)
M.あとシンプルに内向的、人見知りってところですかね。
M.今までのは短所な部分ですね… 長所は何か… 難しいですね。
N.プライベートな面からはよくいろんな場所に出掛けられるので行動力があると見受けられますが…
M.それは行動力といっていいんですかね(笑)
教員になろうと思ったきっかけ
M.それでは、インタビューに入りたいと思います。まずは、なぜ教員になりたいと思ったのかを聞かせてもらえますか?
M.はい、高校3年性の時の担任がよくえこひいきをする人でして、教室で騒ぐような明るいというにはちょっと度が過ぎた人達には良かったのですが、自分はそうではなかったのもあって、その担任には嫌われていたと思うんですよ。進路についても大学が推薦だったのですが一々突っかかることがあって良い思い出ではないですね。
N.生徒のことを重んじで、それを応援してあげる先生が良いと。
M.そうですね。なのでその教室では性格的におとなしい人とかだったりは正当な評価がなされてないような気がして。それが嫌だったので自分が教える立場になって変えたい思いました。教師の塩梅で起こる生徒への格差をなくして公平に接するべきだと。
N.反面教師がいたということですね。
M.そうですね(笑)反面教師にしてなってやろうってことですね。今まではぼんやりとでしたがこうやってインタビューとして教師像を考えたのは初めてです。
教員になるために
N.では教員になるために具体的にどのようなことをしましたか?
M.まず、教員免許が必要なので、それを取れる大学に進学しようと思いました。自分が得意だったので数学の科目があるところです。
M.あと高校では学力や過ごした環境がある程度近い人たちが集まるのでそれよりも格差が起こりやすい小・中学校の教員免許を取りたいと思いました。
N.なるほど、他には何かありますか?
M.教員になるための手順などについての調べ物もよくしていました。
なぜ教職を諦めたのか
N.ではどうして教員になることを諦めてしまったのですか?
M.ざっくり言うと自分の大学でのカリキュラムが合わなくて面倒になってしまったんですよね。土曜日に出る日もあって、それを犠牲にするのもちょっと違うかなって。
N.他のものもやりながら教員免許を取るには時間が厳しいと。
M.あと教員の労働環境って良い噂は聞かなくて、性格的に始めるまでは少しかかるのですが、始めたら結構スイッチが入って真面目になり過ぎてしまうところがあるので、自分が壊れてしまっては元も子もないと考えたりもして怖くなった部分もあります。
M.気持ち的には差別を無くしたいということがなくなってしまったわけではないのですが…
N.確かに他の職業と比べると教員になるためだったり、なった後が大変とは思いますね。
M.部活を受け持つのも良いとは思うのですが、休日が少ないのは辛いですよね。
N.そうですね。では諦めてしまってことについて思うことはありますか?
M.教員免許を取らなかったことには後悔がありますね。正直土曜日が潰れるのが面倒だったのは大きいですがそれで諦めてしまったのはもったいないなと。持っていれば選択肢として入れられたので、別の道で社会経験した後でも良かったのかなと。
N.別の道からというと非常勤みたいな形でもですか?
M.そうですね。きっかけがあればやることはできたはずです。
今後の進路について
N.教員になることを断念したうえで、今後はどういう風になっていきたいですか?
M.具体的なものは決まっていないのですが、大学で学んでいるものでIT系が良いな、なんて思っています。まだ調べたりとかはしてないんですけどね。
N.なるほど。やっぱり理系だしエンジニア系とかもお考えになったりしますか?
M.そんなところです。
N.他に学生に触れる機会がある職業で言えば塾講師なんかもありますよね?そういったことを考えたりはしましたか?
M.特に考えてはないですね。塾に来る人も親の経済状況で、来る人が限られてるので公平ではないですし、自分が重きを置いている学校生活にはあまり触れられないですしね。
M.あとは漠然とですが、教員が公務員で安定してそうだなと思う部分もありました。
N.安定した公務員の道という部分に憧れがあったということですか?
M.いえ、あくまで教員に付随しているだけです。教師以外の道であればまだ一般企業などの方が良いなとは思っています。
今後の目標について
N.進路とは別で1,2ヶ月くらいの目標などはありますか?
M.まずは、大学とバイトの両立ですかね。
N.大学とバイトの両立ですか。バイトをしている理由とかは?
M. コミュ力を上げていろんな場所で活動できるように小売店で働いている…といったところですかね。
N.なるほど、両立させるのって難しいですよね。
M.まあ夜勤の週2なのでなんとかなるでしょう。
M.あとは…ゼミで友達を作ったり、観たいアニメを全話観るとか あ、ギャンブルを抑えることとか…(笑)
N.基本的には今の趣味を続けていきたいということですかね。
M.そうですね。とにかくやりたいことはそのままに、やりたくないこともやるべきだと思います。人生単位になってしまいますけどね。
今の自分からの言葉
N.では今の自分が教師を目指していた頃の自分に何か伝えたいことはありますか?
M.元々は指定校で別の学校を選ぶ予定だったんですけど、教員免許を取るために今の学校を選んだんですよ。なので、伝えたいのは、別の道もあったんじゃないかということですかね。
N.もっと幅広く見たほうが良かったということですか?
M.そうですね。今の大学なら他の就職の面でも強いと思って来たのですけど…
N.カリキュラム等で合わなかったと。
M.はい、なのでこれならもともと狙っていた大学でも良かったんじゃないかと思いましたね。
N.ありがとうございます。他に教員を目指してる人や同じく諦めてしまった人には何か一言でもいいのでお願いします。
M.そうですね、諦めた自分が言うのはおこがましいのですが… 「なりたいんだったら、なれ」ってことですかね。倍率は下がっていたような気はしますが…
(倍率調べ中)
M.倍率も下がってるらしいので、失礼ですが、入りやすいのであれば教師の質が下がっていく可能性があります。なので精神、勉学を鍛えて立派な教師になってください。
N.本日はインタビューありがとうございました!
おまけ:記事について
N.Mさん改め無名さん。今後のnoteではどんなことを書きたいですか?
無名.日記や趣味についてかければいいかなと思ってます。プライベートで出掛けることは多いので、ネタを探しだす気持ちで出掛けていきたいですね。