あの時みた光の続きとピアノ練習
盆休み最終日にふと、思い出す
夏休み、クラシックに目覚めたばかりの私は朝からラジオからの音楽を聴いていた。朝の涼しい風がカーテンを揺らしながら私を撫で朝の新しい光が目の前を照らし・・この世界はなんてすばら・・何訳の分かんないこと言ってんだ状態だけど、今思えばあの異様な明るさと心地よさは音楽という物に出会ってこれからあるだろう未来を予感していたんじゃないかと思う
ほんとにすぐそこにあるはずだった明るい日々、なんで届かないのと思ったまま37年たっちゃったんだけど
でもやっと、やっとその続きを見られるんじゃないかと思えるようになってきたような気が
もう50だけど
その時聴いてたの間違いなくこの曲で、いまでも私の頭の中にはラジカセの録音ボタンを押した時のボッ！！っというでっかいノイズごと再生されたりして
ピアノを習い始めて、クラシックやりたいだろうけどしばらくはダメ！と言われてた先生から急に何がやりたい？と聞かれたときノクターンの14番はやってみる？だったけどこの曲は首を縦に振ってくれなかった。
でもそれありがたい。できる出来ないってにわかが思ってるのと実際は全然違うだろうし、よくある無謀な曲でも適当にやって本人が楽しきゃそれでいいじゃない路線じゃないってことでしょう？
ちゃんとやり続けていつかやっていいと言われるまで
そんな流れなので発表会テンペストやんなさいと言われた時はなんだそれと思ったけど、やってみるとその理由もちょっとわかる気が・・いまそれ書くと生意気なので置いといて
盆休み中、中年特有のメンタル下降を防止するため行先も考えないまま電車を乗り継いて東京へ出た日があった
鍵が閉まってて入れなかったでいいつもりでまた教会へ行ってみたらびっくりオルガンが聴こえる。
喜んで礼拝堂に入ったら空調入ってないので30秒くらいで汗が吹き出し、
弾いてる方のとこにはスポットクーラーでもあるのかとにかく5分もいたら身の危険を感じて泣く泣く今日はあきらめようと思った。
でもその5分の間に聴かせてもらったものは今も頭にあるし、あのオルガンやっぱり音が前に飛ぶなとか
誰か関係者の方に聴かせていただけないでしょか？とか聞いてみたいの誰もいなくて、いてよかったのか悪かったのか不明
やばい水飲まなきゃとホームに一つだけある自販機を見たらみんな売切れてて笑う。まあいいやと地下鉄で移動して水買って飲んで
着いた銀座にも教会があって
入ってみたら礼拝堂真っ暗で、そのまま帰るのもどうかと思ったので事務所みたいなところへ行きオルガンを見せていただけないでしょうか？とお願いしたらすっと案内してくださり明かりをつけていただけた。
写真は撮ってもいいけどSNSとかに載せちゃだめだよとのこと
気が済むまで眺めてお礼を言って
教会はもういいかなと思って
電車乗り継いで
黒糖ラテ飲んで
またここ行っちゃった。
前回のレッスンで先生のグランドピアノを弾いたときは強弱がちゃんとつけられてると言われたんだけど・・・と楽器のせいにするんじゃないけど、普段うちの楽器でいいつもりでもここでアップライトピアノを弾かせてもらうと全然弱音が落ちなくて・・それでもやってたら楽しくなってきちゃって
自分で調子に乗ってるのがわかった
そういう感じでレッスンに行く撃沈という経験が何度もあるような
なので
これ載せないことにしようかと思ったけど
なんかこう、ここで負けると全部負けそうな
意味がわかんないけど
しかしこういう場所が近くにもあればいいと思うんだけど・・あったんだけどこの半額でグランドピアノを置いた部屋がいくつもあるところが・・
気が付いたら無くなってて、いまはバンドが使うスタジオにグランドピアノのある部屋が一室とかでちょっと行きにくい。
どうしようこれから
また2時間弾いて
すぐそばの店に昆布水のつけ麺というのがあったので
QRコードで注文する店だけどなんかこの一角私のスマホ電波死角になちゃっててできないの。裏のタリーズも入んなかったけど周りみんな普通にやっててなんで私のだけ？はいいけど新札対応で券売機入れ替えるよりQRコードで注文に切り替える店が増えるかもね。
若い人が二人でやってたけどとても気持ちのいい感じでいい店だった
もう若い人の時代ですよね。おじさんは好きにピアノの練習がんばります
ニュースになってなかったけどこの日も神奈川県西部で大きな地震があり小田急線が乗る直前にとまった。
乗るつもりだった特急は運休になっちゃったけど途中まで車で来てるためそこまでたどり着きなんとなく帰れた。