常に今のあなたが1番可愛いと言う母でありたい
子どもは3歳までが1番可愛いなどという話をよく聞くけれど私はそれはちょっと違うと思っている
もちろん小さい子は守ってあげたくなる可愛さがある
この時期にしかない可愛さがある
けれど大きくなったら可愛くないのか
私が初めて子を産んだ時
私の母は孫が可愛くて仕方ないなんて思うのかしらなどと思っていた
孫は目に入れても痛くないなどと言うし
実際孫を溺愛している方の話もよく聞く
そこで私は母に聞いてみた
孫って可愛い?と
すると返ってきたのは
私にとってはやっぱりあなたが1番可愛いのよ
確かに孫は育てる責任がない分可愛いけれど
という返答だった
実はその時私は赤ちゃん可愛すぎるだろ
はわわーというような完全なる親バカ状態だったのでこの返答には意外だった
でも振り返るたびにどんどんこの母の言葉が重みを増していき今でも心の支えになっているのだ
そしてその時同時に
子どもはいつが1番可愛いか、3歳までなのかという質問もしてみた
その時の返答は
なんだかんだ今もいいんじゃない
3歳までも可愛いけどとてもお世話も大変で大きくなると段々会話ができてきて楽しいわよ
ということだった
言われてみれば3歳までが可愛いというのは年配の男性に多いような
昔は母親による育児がメインで父親はただただ可愛く笑ってくれる3歳頃までが可愛かったのかもしれないなどと邪推してみると
今は育児は父親が積極的な家庭も多く
その分大きくなっても父と子が良好な関係をもてたりするといいなと我が家も期待している
(まぁ思春期に娘が男親のニオイを嫌がったりするのは正常な過程なので仕方ないけれど)
それにしても今の自分を肯定してもらうというのはとても自己肯定感があがることだと思ったのだ
というわけで私も子どもが何歳であっても何歳になっても、常に今のあなたが1番可愛いと言い続けたいと思ったのであった
おわり