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投資#408 子どもも大人も同じ


書籍の情報

書名:犯罪心理学者は見た危ない子育て
著者:出口保行
発行所:SB クリエイティブ株式会社
発行日:2023年9月1日

書籍の抜粋


「親のいうことは気まぐれ」というのも、どのタイプにも起こります。
普段は長時間ゲームをやっていても何も言わないのに、なぜか突然「いつまでやっているんだ!」と怒り出した。
みんなと仲良くしろと言っていたのに、「あの子とは付き合うな」と言い始めた。
欲しいものを買ってくれると言ったのに、催促したら「やっぱりダメ」と言われた。
理由もわからず、言うことが変わると子どもは混乱します。当たり前ですよね。言うことがコロコロ変わる人のことを信頼できません。
しかし、現代は情報があふれており、子育てに関しても「こうすればうまくいく」というような情報が次から次へと見つかるので、親自身も迷子になりやすいのだと思います。いったん決めた子育て方針にも自信が持てず、「本当にこれでいいのだろうか?」とふあんになったりイライラしたりすることはあるでしょう。
なんらかの仮説にもとづく子育て方針を持つことは大事です。行き当たりばったりで、気分で言うことを変えないためにも、方針が必要です。
そして、間違いに気づいたら修正をおそれないことが重要です。一度決めた方針を貫く必要はありません。仮説は間違うこともあります。間違っていたなと思ったら修正し、新たな仮説でやっていけばいいのです。絶対的な正解はないのですから、その繰り返ししかありません。
修正する際に大切なのは、子どもにきちんと伝えることです。
「今まではあなたのことが心配で、何でも代わりをやってあげてようとしていたけれど、もっとあなたを信じないといけないと思った。これからはなるべく手を出さないで見守るようにするね」
理由まできちんと伝えれば、子どもは理解します。しかし、何も伝えずに突然、今までやってあげていたことをやらなくなったら、子どもは「見捨てられた」と感じます。繰り返されれば信頼関係は崩れてしまいます。
もっとも大切なのは親子の信頼関係です。
信頼関係さえあれば、多少の問題は一緒に乗り越えていけるものです。

序章 子育ては4タイプ

■気まぐれな親とは信頼関係が築けない

抜粋した理由

やっぱり
信頼は大切だよな
と思わされました。

信頼がないと、
そもそも問題に
対処できません。

―――感想1―――

理由もわからず、言うことが変わると子どもは混乱します。当たり前ですよね。言うことがコロコロ変わる人のことを信頼できません。

序章 子育ては4タイプ

■気まぐれな親とは信頼関係が築けない

私は常日頃、
父から反面教師に
してくれと言われて
います。

反面教師に
しようと思って
いる一つが
これです。

父の機嫌ひとつで
家庭内に不協和音が
響きました。

そんな家庭で
育ちました。

なので、よく父の
顔色をうかがうように
育ちました。

いまでも、誰かしらの
顔色を伺って
いるかもしれませんね。

なぜ不協和音が
響くかと言えば、
会社でのできごとで
父の機嫌がよくも
悪くもなります。

会社員として
過ごしていたら、
それはよくわかる
ようになりました。

それでも、
家庭内に不機嫌を
持ち帰って
こなくてもと
思います。

通勤時間も長くて
リフレッシュして
帰ってくることも
できなかった
でしょうし。

スタバが日本に上陸
する前でしたから、
サードプレイス
みたいな考え方も
なくて、

家に持ち帰った
のでしょう。

なので、反面教師に
して、

通勤時間は短く、
リセットしてから
家に帰るように
しています。

リセットしなくても、
会社の仕事で、
そう不機嫌になる
こともないのですが、

気付かずに持ち帰る
といけませんからね。

―――感想2―――

なんらかの仮説にもとづく子育て方針を持つことは大事です。行き当たりばったりで、気分で言うことを変えないためにも、方針が必要です。

序章 子育ては4タイプ

■気まぐれな親とは信頼関係が築けない

やっぱり仮説思考は
仕事だけでなく、
子育てにも重要
ですね。

私の父を反面教師
にしていることからも
行き当たりばったりで、
気分で言うことを
変えないためにも。

これからの時代は
答えのない時代と
言われていると
思いますので、

間違っていても
自分で答えを出せる
子になってほしいな
と思っています。

そのためにも
どうしてその答えに
辿り着いたのかを
重視して聞きたい
と思います。

学校の問題は
答えがあるものばかり
出題されるでしょうが

そうでないものに
対しての耐性を
つけさせたいです。

―――感想3―――

そして、間違いに気づいたら修正をおそれないことが重要です。一度決めた方針を貫く必要はありません。仮説は間違うこともあります。間違っていたなと思ったら修正し、新たな仮説でやっていけばいいのです。絶対的な正解はないのですから、その繰り返ししかありません。
修正する際に大切なのは、子どもにきちんと伝えることです。

序章 子育ては4タイプ

■気まぐれな親とは信頼関係が築けない

子どもに対して、
なぜ違うことを
するのかを説明
するのは大切です。

それ以上に
大人もしょっちゅう
間違っている
ことを子どもに
みせたらいいと
思います。

子どもの横で
問題集の問題を
解いているのですが、

上の子は、
答えをチェックして
「当たり」とか
「惜しいね」とか
採点してくれます。

偉いところは、
「はずれ」と
言わない所です(笑)

私のやる気を
気にしてくれていると
思います。

理由の説明に
話をもどすと、

これは会社でも
大切です。

上司は気づいていない
ことが多いと思いますが、

部下は、上司が
前言撤回して、
理由を説明して
いないことを
見逃しません。

意図的に理由を
説明していない
のか、

理由を説明する
力に乏しいのか
定かではありません。

でも、理由を説明
しなければ、
この人は意見を
コロコロ変える人
というレッテルを
貼ります。

そして、意見を
コロコロ変えるから
対策を始めます。

もうそこには
信頼関係はなく、
単に組織上の
上下関係があるだけ
です。

子どもも
大人も信頼関係が
なければ、
うまくいきません。

まとめ

信頼関係がないとうまくいかないのは、子どもも大人も同じ


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