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投資#282 本当に不都合な真実なのか?!


書籍の情報


タイトル:どうせ死ぬんだから 好きなことだけやって寿命を使いきる
著者:和田秀樹
発行所:SB クリエイティブ株式会社
発行日:2023年3月25日

書籍の抜粋


介護が必要で、家では看きれないというような場合、1990年代半ばまでは「社会的入院」といわれる入院が当たり前にできました。入院の必要な病気が無くても長期入院することが可能で、実質的な介護は病院が担っていたのです。
ところが、医療財政が逼迫してきたことで、積極的な治療をしない老人病院の社会的入院は、医療費の無駄遣いだと非難されるようになりました。
また、必要もないのに点滴や薬を出して、高齢者を食い物に金儲けしようとする悪徳病院が摘発されたこともあり、どんなに治療をしても、あるいは治療しなくても、病院の収入が変わらない定額制が導入されたわけですが、長期入院については保険点数を減らす方針前打ち出されました。
追い打ちをかけるように、従来型の老人病棟は「介護医療型医療施設(療養病棟)」と呼ばれ、数がどんどん減らされ、2023年度末で完全廃止となることが決まっています。
一般に施設介護より在宅介護のほうが金がかからないと考えられていますし、そのほうが国や自治体としても出費が少ない。だから政府が、在宅介護と在宅看取りを混同して「在宅死」という言葉を使い、なるべく金をかけなくて済むように在宅介護をすすめている、というのが現状です。
マスコミの人たちも、お忙しいのかもしれませんが、勉強していない人が圧倒的に多いために在宅介護と在宅看取りの区別がついていない。「やっぱり、死ぬなら在宅のほうがいいですよね」と、政府が金をケチるために始めた施策にのって、それを美談に仕立てあげているわけです。

4章極上の生き方は「死に場所」で決まる
国が在宅死をすすめる不都合な真実

感想

抜粋した理由

2000年頃に
不都合な真実という
本がありましたね。

アメリカのアル・ゴア
元副大統領の本。

環境問題を取り上げた
本でしたが、著者の本人が
CO2をがんがん出す
生活をしていたということで
白い目で見られていた
記憶があります。

介護にはどのような
不都合があるのか
気になりました。

感想

―――1―――

追い打ちをかけるように、従来型の老人病棟は「介護医療型医療施設(療養病棟)」と呼ばれ、数がどんどん減らされ、2023年度末で完全廃止となることが決まっています。

4章極上の生き方は「死に場所」で決まる
国が在宅死をすすめる不都合な真実

著者もお医者さん
ですが、同業者が
金儲けに走って、

とばっちりを
受けたよという
ように読めました。

ひねくれていますかね?

不正がなければ、
もう少し高い保険点数
を維持できていたかも
と思うと、

残念だなと思います。

―――2―――

だから政府が、在宅介護と在宅看取りを混同して「在宅死」という言葉を使い、なるべく金をかけなくて済むように在宅介護をすすめている、というのが現状です。

4章極上の生き方は「死に場所」で決まる
国が在宅死をすすめる不都合な真実

これは事実だと
思います。

うまく在宅介護と在宅看取り
を混同させて、巧なのかも
しれません。

ただ、介護の現場にいる人
で、私の知る人でも、
在宅介護がいいなという
人はいます。

そのうちの一人は、
私の父です。

将来、介護が必要になった
ときにどうしたいのか、
聞いておかなくてはならない
なと思っていた矢先に、

施設にはいきたくない、
在宅介護がいい、という
本人の気持ちを聞けました。

膝と膝を突き合わせて、
話をせずとも、聞けるもの
ですね。

早めに知れて良かったです。

―――3―――

マスコミの人たちも、お忙しいのかもしれませんが、勉強していない人が圧倒的に多いために在宅介護と在宅看取りの区別がついていない。

4章極上の生き方は「死に場所」で決まる
国が在宅死をすすめる不都合な真実

自分の専門分野以外は
よく分かりませんが、

自分の専門分野だと、
間違っていることを
言っているなと、

気付くときがあります。

言葉の使い方が違うので、
(主語と述語の組み合わせが
ずれているとかです。)

そこで、違和感を覚えて、
理解が浅いんだなとの
結論に至ります。

どの分野もそうなの
かなと思いました。

記者もつまらない分野は
やりたくないでしょうから
どうしてもローテーション
になってしまうので
しょうかね?

ちょっと共感しました。

また、本当に不都合な真実
なのかは、疑わしいかなと
思いました。

不都合な真実と思う人も
あれば、
そうでない人もあり、
どのくらいの比率
なのでしょうか?

半々?

まとめ

本当に不都合な真実なのか?!

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