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投資#278 間違いを防止するためのエッセンスを算数から学ぶ


書籍の情報


タイトル:算数嫌いな子が好きになる本 増補改訂版 小学校6年分のつまずきと教え方がわかる本
著者:松島伸浩
発行所:株式会社カンゼン
発行日:2023年4月12日

書籍の要約


01 くり上がり・くり下がりでつまずく
<ここでつまずく>
指で数えようとして間違える
一の位がマイナスにまってしまうので、マイナスにならないように、引かれる側と引く側を入れ替えてしまう
くり上げを忘れてしまう
<対応>
足す側を2つにわけるが、足されるが側が10になるように、足す側を分ける
引かれる側を2つに分けたり、引く側を2つに分ける
10円玉と1円玉の絵を描いてみる

第1章      整数計算


03 大きな数でつまずく
<ここでつまずく>
位を意識しない
0が多いと、数字部分だけを足し算してしまい、ケタがずれる
<対応>
4ケタごとに区切る
大きな数の掛け算では、数字部分をそろえて0を外して計算し、あとで0を追加する

第1章      整数計算


04 筆算のやりかたでつまずく
<ここでつまずく>
くり上がりを忘れる
くり下がりを忘れる
<対応>
足し引き算
位をそろえる
一の位から計算する
くり上がり、くり下がりのメモを書く
掛け算
掛け算では、大きい数をかけられる側に、小さい数を書ける側に入れ替える
割り算
1.商のたてる位置はOKか
2.商に「0」を立てるのをわすれていないか
3.あまりが割る数よりもおおきくないか

第1章      整数計算

05 あまりでつまずく
<ここでつまずく>
あまりを考えずに答えをだす
あまりがまだ割れる状態で答えをだす
<対応>
検算をする
あまりがでたときは、「わる数>あまり」を確認する

第1章      整数計算


07 3ケタ÷2ケタでつまずく
<ここでつまずく>
あまりがまだ割れる状態で答えをだす
わられる数<わる数×商で答えをだす
<対応>
商をたてるくらいを決める
商の検討をつける→大きすぎる、小さすぎるの判断で商を修正する
あまりの確認と検算

第1章      整数計算

感想

抜粋した理由

算数でつまずくのは
どんなポイント
なんだろうとの
好奇心から、

読んでみました。

かるく30年は昔の
話になりますが、

どういうところが
大変に思っていたかも
しれないのか

確認したいと
思います。

本文


―――1―――

くり上がり、
くり下がりの計算

いまではなんてことない
ですけれども(笑)

どこでつまずくのか?

やはり数がおおくなると

対応が難しくなる
ところに原因があると
思います。

だからといって
計算できなくて
よいという問題でも
ないので、

くり上がり、
くり下がりの
やり方を学ぶ
のですが、

そのやりかたよりも
より丁寧な方法が
説明されていると
思います。

数字を分解する
のですね。

確かに扱いやすく
なるなと思いました。

大きな問題を
小さな問題に小分け
するのは、

大人にも子どにも
大切なことでした。

―――2―――

「0」   という概念も
難しいですよね。

だから、なかったことに
して計算してしまい、
間違えてしまうのですか。

大人も現実逃避しますが、
現実をよくみて、
都合の悪いことを
なかったことにしては
いけないなと思いました。

―――3―――

あまりを出す
割り算では、

わられる数を、
わる数で、

割りすぎたり、
割り足りなかったり、

過不足があるのですね。

これを防止するためには、
検算が大切とのことです。

確かに検証することは、
いろいろな分野で重視
されます。

算数の計算ひとつとっても
間違いを防止するための
エッセンスが読み取れますね。

まとめ

間違いを防止するためのエッセンスを算数から学ぶ

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