啓蒙のむずかしさと打開策
🟥今日の出来事
「いい」と思うのと、「じゃ、やってみる」の間の壁
🟦補足(それは自分にとってどんな意味がある?)
部署内の啓蒙用のA4ポスターのようなものを創った。
最近部署内では、
具体的な「数字」を算出して、「数値目標」を決めよう、
という流れになっているので、
「数値目標」を「キー・ナンバー」と位置づけて、
廊下や壁なんかに貼って、意識づけする狙い。
それに並行して、
「数字」を使ったちょっとした知識の啓蒙も行う。
🟨そうか!(気づいたことは何?)
が、
創ってみて気づいたことがある。
こういった部下や同僚への「啓蒙」は、これまでも幾度となく実施してきた。
会議で言及したり、チャットで紹介したりと。
しかし僕以外の人間が実践してくれたり、継続していることって皆無じゃないのかな?
と気づいてしまったw
つまりは、言われたほうとしては興味ないんだろうw
スリー・グッド・シングスとかポモロードとか、
いいことかもしれないが自分がわざわざ実施する意味が見当たらないし、
1日1分の勉強時間も設けようとも思っていない。
この根底の部分を変えないことには、
どんな有意義な情報を啓蒙したところで、まったく意味はないことに今やっと気づいた。
「自己成長しなければ」と思ってる人は意外と少ないし、
他人から急に言われたことを実践するのってめんどくさかったりもするのもわかる。
🟩やってみよう!(自分ならどうする?)
旅行に興味のない人に、旅行の割引クーポンの説明をしているようなものだ。
「知ってる?お得に旅行ができるよ!」と教える前に、
まず「旅行」に興味を持ってもらわないといけない。
そう考えると、
今一緒に働いている同僚や部下って、何のために働いていて、何を目指しているのかな?(まあ、何も考えてないんだろうけどw)
彼らの本音を把握して、
何をやりたいか?
どうなりたいか?
の手段として、
スリー・グッド・シングスとかポモロードがあるよ、と啓蒙する。
というアプローチが必要。
となると、まずは僕自身のヒアリング力を上げないといけない。
相手を変えるには、まず自分からってことかな。
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参考:『1行書くだけ日記 』伊藤羊一