感想『ぼくのがっかりした話』(セルジョ・トーファノ 橋本勝雄訳)
おなかをこわして肉食をやめた人食い鬼、没落したアラジン、赤ずきんの家で下男として働く狼
帯に踊る文字列に、どんなファンタジックな世界が待ち受けてるんだろう! ってなるじゃないですか。
……普通にエグかったよね……。
イタリア児童文学の古典ですよね!?
なんかもう、報われなさがガチなんですわ! それも因果応報系じゃないの! 純粋な鬱展開なの!
アラジンが架空の召し使いを呼びつけるシーンとか、元金持ちの見栄と狂気がありありとしすぎて……エグい。
挿絵は今見てもモダンでかわいいです。
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作品情報まとめ
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