短歌/猫の犬
飼い猫に手を噛まれたよおい猫よお前の牙は「犬歯」らしいぞ
【飼い犬に手を噛まれる】ということわざは
可愛がっていた相手に裏切られる、といった意味で使われますが
猫を飼っている方はたいてい飼い猫に手を噛まれたことがあると思います。
というか、噛まれたことがないほうが珍しいのではないでしょうか。
【窮鼠猫を噛む】ということわざは
「追い詰められたら弱い立場のものも反撃する」といった意味ですが
【飼い猫人を噛む】は
「ごくありふれたこと」の意味になりそうです。
ところで
猫が人を「がぶ」と噛んだときに
「ぐさっ」と刺さるあの歯のことは
「犬歯」と呼ぶのですか…?
猫なのに…?
犬歯…?