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映画感想 2024

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2024年に観た映画の感想を書きます。配信での旧作も含むので、必ずしも新作とは限りません。
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記事一覧

映画『ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?』

『ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?』(2023、アメリカ、112分) 原題:WH…

音楽ドキュメンタリー『ビバ・マエストロ!指揮者ドゥダメルの挑戦』

クラシック音楽にはかなり疎い方の私でも、その名前は耳にしたことがあったグスターボ・ドゥダ…

ドキュメンタリー『七転八起の歌手 バーバラ・デイン』

音楽映画祭「Peter Barakan's Music Film Festival 2024」もいよいよ佳境に。今月19日(木)まで…

ドキュメンタリー『TWO TRAINS RUNNIN’』

毎年恒例の「ぴあフィルムフェスティバル」でも、私の注目はピーター・バラカンさんの選ぶ音楽…

音楽ドキュメンタリー『ボビー・チャールズ 極楽の歌』

『ボビー・チャールズ 極楽の歌』(2024、アメリカ、73分) 監督:デイヴィッド・デュボス 原題…

バラカンさん音楽映画祭2日目

今日も速報的に、簡単めに。 「Peter Barakan's Music Film Festival 2024」開催2日目の本日は…

『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』

【Peter Barakan's Music Film Festival 2024】今年も開幕。4年目。おめでとうございます。 初日はニキー・ホプキンズのドキュメンタリーを鑑賞。金曜の夜ということもあってか、満席。 上映後のトークイヴェントは、モーガン・フィッシャーさん。彼も職人的なミュージシャンで、それこそセッションマン的な仕事も経験しているだろうから、もっと評価や報酬もあっていいのではないかというお話には重みを感じた。 『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリン

映画『シークレット・ディフェンス』

ジャック・リヴェット『シークレット・ディフェンス』(1998、フランス、173分) 原題:Secret d…

「生涯の映画10本」

いつでもいいけど、生きている間にこれだけは観てほしいと確信を持って勧められる映画10本。 …

映画『シド・バレット 独りぼっちの狂気』

ロディ・ボグワナ、ストーム・トーガソン『シド・バレット 独りぼっちの狂気』(2023、イギリス…

映画『彼女たちの舞台』

ジャック・リヴェット『彼女たちの舞台』(1988、フランス・スイス、162分) 原題:La bande des…

映画『地に堕ちた愛』

ジャック・リヴェット『地に堕ちた愛 完全版』(1984、フランス、176分) 原題:L'amour par ter…

映画『COUNT ME IN 魂のリズム』

ドラマーたちに焦点を当てた音楽ドキュメンタリー。 友人にお勧めしてもらって、音響に特化し…

映画『私は今も、密かに煙草を吸っている』

「イスラーム映画祭9」に出かけた。毎年この時期に行われている稀有な素晴らしい企画。 一昨年、昨年と3本ずつ鑑賞。今年は円安の影響もあって縮小開催と聞く。 『ファルハ』を特に観たかったが即完売していた。ひとまず初日に『私は今も、密かに煙草を吸っている』を観る。 自分は何の予備知識もないため、上映前の解説がありがたかった。主催者によるこの短いながらも充実した前説が名物とも言える。 ライハーナ『私は今も、密かに煙草を吸っている』(2016、フランス・ギリシャ・アルジェリア、90