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『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』

【Peter Barakan's Music Film Festival 2024】今年も開幕。4年目。おめでとうございます。
初日はニキー・ホプキンズのドキュメンタリーを鑑賞。金曜の夜ということもあってか、満席。

上映後のトークイヴェントは、モーガン・フィッシャーさん。彼も職人的なミュージシャンで、それこそセッションマン的な仕事も経験しているだろうから、もっと評価や報酬もあっていいのではないかというお話には重みを感じた。


『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』(2023、イギリス、88分)
監督:マイケル・トゥーリン
原題:Nicky Hopkins - The Session Man


ニキー・ホプキンズという、名ピアニストに光を当てたドキュメンタリー。あれほど腕前がありながら、なぜ裏方での職人的存在だったのか。そこも語られる。
本人による後年のインタビュー映像なども駆使し、幅広く交友のあったミュージシャンたちの数々も証言する。ピアニストたちによる演奏面での深掘りした解説も興味深かった。
細かく章立てされていて、生真面目な作り。あのバンドにもこの人にも参加していたのか…!と驚きと発見の連続で、1960~1970年代のロックはニキー・ホプキンズがいたからこそ黄金期たりえたのではないか?とすら思った。


もっと書きたいけど、映画祭は明日がいきなり山場で朝も早い。なのでひとまず速報的にこの辺りで。
公式パンフレットも入手できました。

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