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やる気を科学する(やる気継続編~短期継続~)
やる気を継続する方法
継続するとは短期的要素と長期的要素がありますが
短期的要素は集中した時間を生み出す工夫を触れ、長期的要素は主に計画に触れます。
内容はウルトラディアンリズム、マイクロバウト法、セロトニンについて触れます。
今回内容が少し多いのでここでは短期的要素のみ触れます。(長期的要素は別で記事出します)
まず短期的要素はその日の生産性がカギ!!!
生産性を上げるためには休憩を適切に行うこと、運動をすることをお勧めします。
何時間も連続で作業を継続することは効率を下げるという認識は持ちましょう。
人間の睡眠と同様に集中力にもウルトラディアンイズム(イスラエル工科大学より)という波の周期がありそれを自分で把握しその時間帯にフォーカスしてタスクをこなすことが大切です。(ちなみに体温の周期が集中と関係していて体温の周期をサーカディアンリズムといいます。)
基本的にサイクルは90分の集中に20分の休憩が必要とされています。上記の基準を目安にして自分の集中できる時間帯をこまめにメモしましょう。これはとても大切です。
そして、継続力に最も大切な要素はセロトニンです。セロトニンは自律神経を促進し感情が安定します。
やる気の継続には脳の腹側海馬の活動の低下が必要でセロトニンは海馬の神経細胞が抑制されます。
ではどのようにすれば抑制されるかというと朝の運動を20分日光を浴びながら行うことです(コロンビア大学でも一日の生産性が上がることが証明されています)。最悪日光を浴びるだけでセロトニンは分泌されそれは夜メラトニンになり、翌日のパフォーマンスが上がります。(メラトニンは睡眠を深くする大切な物質です)
https://macrobiotic-daisuki.jp/sigaisen-eizingu-197867.html
また、環境面も大切です。以下三点を意識しましょう
・植物を部屋に取り入れることで疲れを感じづらくなるという研究結果が出ています。
・ディスクトップ照明によって手元に意識を集中させる効果が出るので取り入れましょう。
・室温は体感温度を25℃にするといいです。温度が生産性に影響することは科学的に証明されています。(コーネル大学の研究など)
最後にマイクロバウト法について記述します。
コロラド大学の研究です。
1、朝30分まとめて運動してそのあと6時間タスクを行ったグループ。
2、1時間ごとに5分運動(ウォーキング)6時間の仕事をしたグループ。
3、6時間何もせずタスクに取り組んだグループ。
結果は最初の1,2時間はまとめて運動したグループが一番モチベーションが高かったが一日を通して平均するとマイクロバウト法の2番が最も高かったのです。
一日の疲労度も低く、食欲が抑えられたそうです。
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