セルフマネジメントの時代
昨今の世界情勢から多くの人の働き方がリモート(遠隔)での仕事になり、テレワークや在宅ワークなど慣れない環境に四苦八苦している人も多いことだろう。
今まで決められた時間に、決められた8時間という仕事をこなし、決められ通勤路で帰る。そんな生活が当たり前であった。
会社という一つの環境の中で、社員同士が対峙し、仕事をしていく。
そこで生まれる摩擦が熱量となりエネルギーになっていた。
会社のあり方は大きく変わっている。。
■現状分析
世界的にパンデミックが起こった新型のウィルスの力で、”働き方”がここまで強引に変化を余儀なくされるとは、いろんな意味で未曾有のことだ。
やったこともないリモートワークへの対応。顔が見えない社員の管理体制。どれをとっても環境の変化に驚かされる。
だが人間の凄いところで、環境の変化には概ね順応できている。
これらのことから今後多くの人が意識的、無意識的に行っていく課題は、、
「セルフマネジメント」だ。
今更改めて表現することではないかもしれないが、
セルフマネジメント(自己管理)がいかに重要か感じざる終えない。
■環境作りは自分作り
先にテレワークを例に出したが、限られた環境の中でどのような自己の枠組みを作り、活動をしていくか。
つまるところ、セルフマネジメントはいかに自分という人間を熟知し、
置かれた環境下で順応させていくかが鍵を握るように感じる。
そのために必要になってくるのが、自己との対峙だ。
自分がいったいどのような人間であるのかを、内面から分析していく。
禅やマインドフルネス瞑想など自分と対峙する時間を創出する大切さを改めてめて感じる。
もちろん第三者的知見も必要なので、外面から見た自分の情報も必要になってくる。知り合いや家族から聴くことも良いことだし、多くの研究データから作り出された検査ツールから分析をしてもいいだろう。
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■集中は自ら作る
集中は向こうからやって来てはくれない。自分でその環境を作るのだ。
自分自身をある程度調べ尽くし、自己への”理解”そして”納得”を得ることさえできれば、与えられた環境でいかに自分に合わせた集中を作り出し、管理を行っていくことを考えることができる。
(使い分け→理解:頭で分かっていること・納得:腹に落ちていること)
そして何よりも、ただその環境に順応し反応するのではなく、自らが仕掛ける側となり、限られた環境の中でも自発的に動いて行くことが最も集中に近くことができるように感じる。
■生きることとはセルフマネジメント
ただ言われたことだけを行うのは呼応と反応の連続だけだ。
そんな生き方は植物と何ら変わりは無い。
確かに、思考を一時停止させ無になることも非常に重要であり心を整える時間としては有効である。
ただ、限りある人生の中でただ反応だけでは少し味気ない。もっともっと自分の生き方、スタイルを確立していい気がする。
どんな時でも自分らしさを忘れずに、if-then思考でいることが自己管理に繋がる。
if-then思考とは、「もし〜であったら、こうする」という定義づけの一種で、
例えば、「もし自信をなくし悲しい気持ちになったら、過去の一番辛かった経験を思い出し自分の力を確かめる」など、自分がどういった人間か知った上でif-then思考を幾つかカードとして持っておけば直ぐに行動に移すことができる。
■結局何が言いたいの??
・セルフマネジメントをもっと意識した生活が重要
・セルフマネジメントを行うには前提として自己への理解が必要
・自己への理解とセルフマネジメントができれば集中は自動的に生まれる
今回の話の着地としては、セルフマネジメントってメチャクチャ大切だよね、と言うことと、セルフマネジメントを円滑に回すには、自分のことを最もっと分析して熟知することが重要で、その礎無しには砂上の楼閣になってしまう危険性があるよねってことでした。。