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人事のあれこれnote

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人事・採用・労務に関する記事を厳選して紹介☺︎
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記事一覧

無名のベンチャーで年間200名を採用した「スーパーひとり人事」の仕事術

僕らのようなベンチャーにとって、人事・採用はかなり難易度が高いものです。 なぜかというと、 ・会社の知名度が低いなかで、優秀な人に「この会社に入りたい!」と思ってもらわなければならない ・成長にともなう組織の急拡大にも対応しなければならない このような条件のもとで、採用と組織に向き合う必要があるからです。 難易度が高いぶん、採用と組織がうまくいっているかどうかで、成長スピードに大きな差がつきます。今回はそんなベンチャーの人事・採用について、僕らなりの知見をまとめてみま

採用活動における空中戦へのチャレンジ

プレイドという企業でカスタマーサクセス(以下CS)組織のTeam Headと、HRBPを兼務している宮本と申します。 私がHRBPとして採用や育成の業務を兼務し出して、1年半が経過しました。CS組織においては年間30名ペースで中途採用ができており、入社後のオンボーディングやイネーブルメントも整備したことでCS組織の体制強化にも繋がって、事業KPIであるRenewal Rate(顧客継続率)も上昇傾向にあります。 「CS採用がそれなりに上手くいっている」とSNSで投稿すると

お金をかけずに採用サイトを作ったけど、めちゃくちゃ効果があった話

採用サイトを作るのにはお金がかかると思われていたりします。 お金をかけてカッコいいサイトを作らないと、いい人が来てくれないのではないか? でも、そんなことはないんです! お金をかけなくてもきちんと充実したものを作れば、すごく効果があります。なんなら、たっぷりお金をかけて作った見栄えのいいサイトよりも効果が出るんです。 コストをかけなくても採用力は上げられる特にシード期の会社や2〜3人ほどの小さな会社にとって、採用というのは言うまでもなく重要です。でも「お金がかかるから

「3年で日本一の人事部にして」と向き合った1年間のふりかえり

DMMで人事部長をしている大嶋です。 2022年3月から人事部長を任されまして、ちょうど1年が経ちましたので、初心を忘れないように振り返りを綴っておこうと思い立ちました。 「3年で日本一の人事部にして」人事部長に就任する際に、コーポレートの役員から言われたことは、「3年で日本一の人事部にして」というシンプルな一言だけでした。 グッとくるものがありました。 せっかく人事部長をやるなら、高い目標があったほうがいいよなと、人事部長という責務の重たさに不安に駆られている自分がい

これからの世代を担う会社に必要なもの。「自分らしさを咲かせる」MVVを策定しました

こんにちは、僕と私と株式会社です。 このたび、メンバーが増えたことに伴い、ぼくわたのMVVを策定しました! もともとビジョンとして掲げている指針はあったものの、これからもっと成長していくためには、ぼくわたが大切にしている価値観と行動指針をメンバーに共有し、共通認識を持って葉を伸ばしていくことが必要だと強く感じたのです。 これからの世代を担っていく会社として、僕たちは何を大切にし、どう動いていくのか。 今日は、ぼくわたのMVVに込めた想いをお話しさせてください。 ビジ

バズった採用資料10選

候補者とのコミュニケーションにおいて、近年ますます重要性を増している採用資料。 「採用資料を見て意向が上がった」「採用資料が応募のきっかけになった」「(社員から)リファラルしやすくなった」そんな声を聞くことも増えてきました。 今回は10万VIEW以上の閲覧数を誇る"バズった"採用資料をご紹介します! ※SpeakerDeckに掲載されたものに限定しています。 ※VIEWの数字は2023年8月時点のものです。 1. 10X 約110万VIEW小売り事業者に対してネットスーパー

「心理的安全性」をバリューに掲げたけど、ほぼ効果がなかった話

今回は、組織づくりについての話。 現在うちの会社は7期目で、メンバーは業務委託の方を含めると100人近くになりました。 おかげさまで退職率も低く「みんないい表情で働いてますね」と言っていただくことも増えました。心理的安全性も高く、「組織をよくするために自ら積極的に動く」というカルチャーが醸成されていると自負しています。 ただ、ずっと平和でいい感じだったのかというと、そんなことはありません。当初、組織づくりはめちゃくちゃ大変で、起業して最初の2〜3年はずっと組織のことで悩

要約『人材獲得競争時代の”戦わない採用” 〜リファラル採用のすべて〜』

今回は書籍『人材獲得競争時代の”戦わない採用” 〜リファラル採用のすべて〜』のまとめ記事です。 書籍『人材獲得競争時代の”戦わない採用” 〜リファラル採用のすべて〜』本書はTalentX創業者の鈴木さんが書いた書籍です。これからの時代にリファラル採用が求められる背景やリファラル採用成功法則を書き記した内容になっています。 私が所属するファインディもそうなのですが、昨今『リファラル採用』に積極的に取り組み始めている企業は年々多くなっている印象です。 一方で、これまでに多くの

マネジメントや面接で重要な信頼獲得のポイント

こんにちは!株式会社令和トラベル執行役員CHROの田村(@tamuchi20)です。 令和トラベルは、海外旅行業界のDXを通して、あたらしい旅行をデザインすることを目指して2021年4月に創業した会社です。2022年4月5日に海外旅行予約アプリNEWT(ニュート)のサービス提供を開始しました!オトクなツアー満載ですので、海外旅行好きの方、検討していらっしゃる方はぜひご活用ください! 月1回はnoteを執筆すると決めて、1年以上経過しました。1年前と比べて、我々の組織も大きく

【スタートアップCHRO活動録】創業直後からの1on1のススメ

こんにちは!株式会社令和トラベル執行役員CHROの田村(@tamuchi20)です。 令和トラベルは、海外旅行業界のDXを通して、あたらしい旅行をデザインすることを目指して2021年4月に創業し、海外旅行予約アプリNEWT(ニュート)を運営しています。オトクなツアーをたくさん掲載していますので、海外旅行好きの方、検討していらっしゃる方はぜひご活用ください!そして、オトクなキャンペーンも不定期で行っているので、LINE登録がまだの方は、こちらより、ご登録ください! 創業後、1

フラットな組織の負債と向き合ったUbie Discovery が、ホラクラシー組織を採用した理由

Ubie Discoveryチームでは、実証実験期間を経て2020年12月に「ホラクラシー」を組織形態に採用しました。 この記事では、一般的なピラミッド型組織ではなくホラクラシーを採用している理由や、メリット・デメリットなどをまとめます。ホラクラシーやUbieの組織に興味をお持ちの方に読んでいただけたらと思います。 ※ UbieにはUbie Discovery/Ubie Customer Science/Opsという組織があり、ホラクラシーはUbie Discovery組織(

コミュニティストラテジー部門の採用ピッチ資料(カジュアル面談した気分になる資料)を作りました

こんにちは、はじめまして!駒谷(こまや)と申します。 私がマネージャーをしているコミューン(株)のコミュニティストラテジー部門では、お客様のコミュニティ運営を(アドバイザリーだけではなく)具体的に手を動かして運営支援するサービスを今年5月から開始しました。 今までは社内異動で計4名の運営代行チームを組成していたのですが、満を持してコミュニティマネージャー/ディレクター職を新規採用します。 その過程で1.どのような人材に来てもらうべきか 2.逆にコミューンはどうキャリア形成

フェーズ別エンジニア組織の課題と採用手法まとめ

Findyでエンジニア組織づくりや採用を支援する事業に取り組む中で、様々な企業のフェーズ別の課題をお伺いする機会をいただきました。あらゆる職種での組織作りに共通していることですが、各フェーズで起きる課題感や対策などは再現性があることが多く、今後フェーズが変わっていく企業に向けて、参考情報の共有になればと思いnoteを書きました。 主に以下の整理とその解説を文章で書いていきたいと思います。 創業期(シード/シリーズA)プロダクト立ち上げ期はPMFの実現とシステムの拡張からス

ストックマークのオンボーディングプログラムを公開!|

こんにちは。ストックマークでHRを担当している岸本(@Taijiro_stmk)です。 (この記事はStockmark Advent Calendar 2022 10日目の記事です!) 今回は、ストックマークに新しく加わる方たちが、ストックマークで活躍できるようにご用意しているオンボーディングプログラムについてご紹介します! スタートアップに飛び込もうと思っているが、入社後の研修とかどうなっているか心配!という方や、他のスタートアップがどんなオンボーディングをしているのか