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コミュニティストラテジー部門の採用ピッチ資料(カジュアル面談した気分になる資料)を作りました

こんにちは、はじめまして!駒谷(こまや)と申します。
私がマネージャーをしているコミューン(株)のコミュニティストラテジー部門では、お客様のコミュニティ運営を(アドバイザリーだけではなく)具体的に手を動かして運営支援するサービスを今年5月から開始しました。

今までは社内異動で計4名の運営代行チームを組成していたのですが、満を持してコミュニティマネージャー/ディレクター職を新規採用します。

その過程で1.どのような人材に来てもらうべきか 2.逆にコミューンはどうキャリア形成に貢献できるのか をつらつらと考え続けた結果うっかりスライドが増殖してしまったので駒谷とカジュアル面談した気分になれる資料として供養したいと思います。

コミュニティマネージャーを採用したい方は一つのJobDiscription事例としてご覧いただけますと幸いです。
コミュニティマネージャーをやっている/興味がある方は今回のメインターゲットなのでご自身のキャリアを検討する一助としてお読みいただけますと嬉しいです。内容の疑問・質問・アドバイスも大歓迎です。

↓こちらがその資料です↓


ぜひスライドをご覧いただければと思いますが、特に見ていただきたい部分をポエム付きでご紹介します!


冒頭の歓迎の意を示すパート

なんと事前レビューで一番評判の良かったページです。この資料読了後「カジュアル面談した気分になれるかどうか」が大事なので普段のカジュアル面談の進行を極力なぞる形でスライドを作りました。


コミューンのビジョンである「企業とユーザーが融け合う社会」の説明

コミューンは企業向けに特化したコミュニティサイト・アプリを簡単に作れるツールを提供しています。本当に多種多様な用途で利用されます。企業のファンコミュニティもあればシェアオフィスに紐付くオンラインSNSもありますし有料サロンのような使われ方もします。

それらの中で一貫して私が主張したいのは顧客志向を極めていくといずれ企業と顧客は共通の価値を目指して活動(協働)するようになるし、企業とユーザーの境界がどんどんあいまいになっていくことがある種の理想形であることです。
これが企業とユーザーが融け合っている感じでありコミューンが目指す社会の姿です。この世界観を実現するために有力な手段の一つが企業コミュニティである、というように捉えています。

コミュニティには多様な価値観・関心をもつ人間が承認される居場所を作るという大切な社会的役割があります。しかし、それだけではありません。
コミュニティは世の中をより豊かにする新しい経営手法であり、機能やスペックでの差別化が難しい時代における根本的な競争力の源泉でもあります。


部門ミッションと組織図の紹介

売上を作る、コミュニティ成功に再現性を持たせるのは当たり前ですが、大事にしたいのは「ベンダーの限界を超える」です。

私たちは主力事業がオンラインプラットフォームのSaaS(システムを提供して月額利用料をいただくモデル)です。

私はずっとマーケティングSaaSのキャリアでコミューンが3社目です。あえて強い言葉を使いますが、このビジネスは「顧客の同じ立場に立ち続けることが難しいからこそ顧客について知ったかぶりをしたくなる」という圧力が非常にかかりやすいビジネスだと認識しています。

創業メンバーが元々その領域で原体験があったとしても顧客数が増えて色々なユースケースに対応したり一生懸命に機能追加したり市況が変わっていけば、どうしてもお客様の目線・感覚とずれてしまいます。
それはある意味、仕方のないことです。しかしそれは極力顧客と同じ立場にいようとする努力を怠る理由にはなりません

私自身も広告効果測定SaaSの支援をするときは自分で身銭を切って広告を運用してみたり、アプリのマーケティングを支援するときは自分でカスタマージャーニーやプッシュ通知のABテストプランを作ったりしました。

因みに、私の前職の上司であるRepro元CCOの佐々木さんも「自分でやったことないのに提案するの根本ダサくね?」と常々仰っており、気づいたら自分でアプリ事業を始めて海外展開しちゃうようなカッコいい人でした。
私は佐々木さんの仕事観から強烈な影響を受けています。ご本人がこの発言を覚えてるかは分からないんですけど
また、前々職のビービットもUXという言葉が輸入されるはるか前からユーザー中心、顧客志向を貫いてきた企業であり顧客の視点を得ることの重要性をもう20年近く説いています。この思想にも強く影響を受けています。
つくづく恵まれた環境にいたなーと実感します。

はい、自分語りを終了します。

コミュニティストラテジー部門は自分たちで顧客と極力近い業務を行い続けることでSaaSビジネスが顧客志向であり続けることに貢献します。
だからこの部門はCEO直下です。


チーム文化・モットー

許可より謝罪です。意味のない承認や許可は生産性が悪いです。

スタートアップは失敗してもよほどそれがクリティカルでない限り死にませんが失敗量が少ないと死にます。これ価値あるかも?と思ったらまずやってみてそれから報告すればよいのです。
やり方を考えるのが難しければ一緒に考えましょう。


待遇と得られるスキル・キャリア

様々な業種業態・規模のコミュニティを成功に導く仕事なので、それなりに難易度も高いです。それに見合った報酬で報いたいと考えています。

コミューンはコミュニティがビジネスにとって非常に価値が高い取組であることを証明したくて仕方がない会社です。なのでコミュニティマネージャーには価値にみあった報酬が払われるべきですし、全体的に賃金レベルが上がる事で優秀な非コミュニティ人材がコミュニティに取組み、コミュニティを基軸にキャリアを作っていける世界を作るべきだと考えています。

求めるスキルセットは事業開発に近いです。自分で推進もやるタイプのマーケター、ディレクター、コンサルはご経験が非常に活きると思います。

コミューンではコミュニティ未経験の入社も多いですが、実際に自分でコミュニティにガッツリ参加(運営業務含む)したうえで海外書籍(社内に日本語訳あるのでご安心ください。私は英検4級です)と日本語書籍を計10冊くらい読めば、それだけである程度の専門家になれると思います。

特に日本はイベントやオフラインミートアップの文化が強くオンラインコミュニティの活性化ノウハウはあまり普及していません。この領域は海外書籍を数冊読むだけで相当偏差値を上げることができます。


求める人材要件

コミュニティ運営実務経験があることはもちろん高く評価しますが、実際のところ経験者も未経験者もそれぞれチャレンジがあると思います。
特定のコミュニティで成功したノウハウは必ずしも他のコミュニティで横展開できない場合があるからです。

コミューンはオンラインのプラットフォームですが、運営代行はイベントの企画・集客・当日進行もやりますし、コミュニティのコンセプトを作るためのユーザー調査やファンミーティングもします。
お客様ありきの仕事なので打ち手の提案や数値のレポートも行います。

コミュニティの実務がよく分かった状態で上流の提案もできると上位職になります。ただ単純に上流の提案ができるほうがエラいというわけでもありません。運営実務で優れたパフォーマンスが発揮されればそれを評価します。

無機質な投稿とフォロー&リツイート施策だけじゃない本格的なSNS運用をやっていた方、社内外の関係者を引っ張りながらPJTを推進するwebウェブディレクターあたりフィット度が高いかもしれません。

選考プロセスはシンプルです。強制ではありませんが半日インターンを挟むとお互いの理解が深まってよいのかなと思います。

コミュニティ支援会社の皆様へ

コミューンはコンサルやBPOの会社になりたいと考えている訳ではありませんのでご安心ください。よりツールを拡販し価値提供する上でこのような取組が必要だと判断しました

最近では無料ツールからのリプレースでコミュニティが活性化した事例も増えています。販売代理も大歓迎です。

最後に。ご興味もっていただけたらカジュアル面談お願いします!

カジュアル面談した気分になる資料を読んで、実際に少しでも興味を持っていただけた場合は、気分だけで終わらせず私と面談をぜひお願いしますw

採用の応募フォームからお申込みいただき自由入力欄のどこかに「カジュアル面談を希望」と記載してください。

Twitterのリプ・DMでも大丈夫です。

よろしくお願いしまぁぁぁす!!!



スペシャルサンクス

この資料を作るにあたっては事前にコミュニティのカレッジから長田さん安久都さんに、コミュマネラボからまつおかさん、ひぐちさん、しょへさん、sudaxさん、ありぱんさん、その他有識者の皆様に貴重なご意見いただきました。お陰様で資料が53万倍よくなったと思います。大変感謝です。
今後とよろしくお願いいたします。


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