読書感想文#27 習慣が10割
今回の本
1章
今の自分は過去の自分の習慣が作り上げている。
人間の脳は言葉の嘘を知ることができない。マイナスはセルフトークは自分を苦しめる。
どんな小さなことであっても、継続することによって自分に自信が生まれてくる。すると正のフィードバックループに入る。
習慣化するために、何を習慣とするかを自分で決定する必要がある。
事実は一つしかいないが、捉え方は100通り以上存在する。
習慣を作り出すことによって人生に変化が生まれる。
毎日が人生を変える起点となる日である。
人生は自分が思い描いたようにしかならない。
2章
習慣とは、無意識に行ってしまうことである。
自分の本性、今の自分が考えていることを知ることによって、目標までの距離や方角を知ることができる。
自分の行動は好きなものに支配されている。取り組もうとしている習慣に対して嫌な意識を持っていては継続をすることはできない。そのため、継続をしたい習慣に対してワクワクできるような仕組みを作ってあげることが良い。
過去の記憶が現在の状況における感情を決定する。感情が行動を決め、行動が習慣を形成する。
自分にとって必要があるものに対してはすぐに取り組める状態を取る。必要がないものは逆に遠ざける。
「習慣=思いの深さ×繰り返し反復」
思いを深めるためにに必要なことは、理想の自分になった時に誰がその成果に喜んでくれるのかをイメージすること。
→人間は承認欲求が必要。
3章
誰にでもできると思えるようなことを習慣とする。
これによって自分で決めた約束を守ることができた、という実感を持てるようにする。
周囲の人は思っているよりも自分のことをみている。
小さな習慣はまずやってみることに価値がある。
習慣化をする中で、完璧を求めてはいけない。
ちょっとでも取り組むという目標を立てておけば、それが後の自分の自信に繋がる。理想よりも実績の方が大切。
取り組む習慣を作業からゲーム化するための工夫を凝らす。
時間と場所を決定してしまう。他人を巻き込む。これによって、やる気やモチベーションに囚われる事なく挑戦することができる。
習慣としたいことの一個前の習慣も考える。
当たり前のことは丁寧に。それによって無意識に丁寧な行動を取ることができる。
なりたい自分の姿を明確にして、できるだけ願望を大きく膨らませることが重要。
習慣化するためには現在地と目的地を明確にしてからスタートする。頑張れば必ず目標を達成することがわかれば、途中で挫折してしまうようなこともない。
目的が習慣化には欠かせない。
自分のための目的しか持てていない人は視座が低い。
習慣化をする上では、「やりたい」「やりたくない」という感情を大切にする。
新しい習慣を始めた時に感じている行動や思考がこれまでの人生の縮図となる。
言い訳ばかりの人生をなくすために、言い訳のレパートリーをリストにまとめておく。一つずつそれを消していくことによって言い訳の少ない人生にすることができる。
4章
受信習慣→言語習慣→思考習慣→行動習慣という順序で行動は変わっていくため、行動を変えたければその前の三者を変える。錯覚習慣で「自分はできる」と思い込み、確信習慣を身に付けることによって行動習慣を協力にすることができる。
自分の出力によって受信習慣を変化させることができる。
出力を変えるためには、瞬時に出力を行うことが必要。
「はい、やってみます。」
考え込むとネガティブな言葉が出てくるのが普通。
取り組みたいことに対する言葉を変えてみる。その物事が持つ、良い面や悪い面を強調するような言葉遣いをする。
嬉しい時の行動によって自分の脳を騙すことができる。ガッツポーズや笑顔がその代表例。
自分の日常の生活の中で起こった良いことをメモしていく。これによって当たり前である物事は存在しないということを認識することができる。
1日の終わりに
・今日の良かった点
・今日の改善点
・翌日への対策
を立てる。
5章
早起きの習慣を作りたいのであれば、明確に時間を決定してしまう。そこから逆算して前の日の行動計画を立てるようにする。
習慣化しないことで自分に降りかかってくるデメリットを考える、恐怖の問いかけをしてみる。
前日に翌日の予定を確認しておくことによって質の高い1日を過ごすことができる。
相手にとって気持ちの良いインプットをしてあげる。
口座を3つもつ。目的ごとにお金を使い分ける。
自分が変えられる行動から変えていく。苦手な人であっても、その人が自分が好きな人であった時と同じような振る舞いをすれば相手からのリアクションも変わってくるはず。
習慣の差が人生の差をうむ。
終わりに
自分にとっての幸福を常に意識しておくことが大切。
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