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絵とエッセイ⑤「ケセラセラ」という呪文

空は季節によって「色」が違う。
四季によって、「青」のトーンが異なる。
水色、それより白が多いパステルの様な淡い空。
秋や冬のセルリアンブルーの空は、果てしない。

嵐の後の極彩色の空も好きだが、快晴も気分がいい。
空模様によって気分が変化するのも面白いものだ。

外に出ると必ず空を見るようにしている。
パソコンやスマホで疲れた目を休ませることができるし、一息つく事で物事の切り替えにもなる。

空は「青い」

当たり前の事だけれど、その事を感覚的に思い出したのは2~3年前の事だった。
知識的に〈空が青い〉事を知っていても、〈空を見る〉〈顔を上げる〉その動作をするとしないでは感じ方が大きく違う事を知った。

色彩心理で「色」はチャクラとも関係があるらしい。
ヨガを少し習った時に教えられた知識しかないが、人体には7つのチャクラがありエネルギーが出入りしている。
昨年に色彩心理を学び改めて復習した。

チャクラとはサンスクリット語で「車輪」
人間のエネルギーはこの「チャクラ」を起点にして、車輪のように絶えず回って活力を循環させるそうだ。
〈色〉は上から〈紫〉〈紺〉〈青〉〈緑〉〈黄色〉〈橙〉〈赤〉
〈青〉は喉、呼吸器官。
内に貯めているのもを表現する。
対話や言葉の伝達などイメージできる。
呼吸などを整えてリラックスし心身を「整える」意味があるらしい。
「整っていない」というのはリラックスが出来ていない状態と言えるかもしれない。例えば、自己表現が上手くできず、言いたい事が言えない。胸のつかえを貯め過ぎる。
創造性を発揮できない事ではないのだろうか。

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