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#アニメ感想文
愛ゆえに……?『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』
2024年10月6日に庵野秀明氏がヤマト新作アニメに着手することが発表されたその日に、私もヤマトを履修すると心に決め、その旨をポストしたところ、いくつか反響を頂戴した。その際、旧シリーズを観る順番をガイドしてくださった方もいらっしゃったが、その中でも立ち位置がよくわからない作品があった。それが『新たなる旅立ち』である。
なのでここは素直に、いつもお世話になっているスターチャンネル様の解説を引
愛は地球を救うのか?『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち(TV版)』
『宇宙戦艦ヤマト2199』から続くリメイクシリーズは、総集編、旧作を原案としない完全新作の劇場版『星巡る方舟』を経て、『2022』へと到達した。名作と名高い『さらば宇宙戦艦 ヤマト愛の戦士たち』と『宇宙戦艦ヤマト2』のリメイクとなれば、公開(放送)当時のヤマトクルーの熱量も高いものだったのではないだろうか。
『さらば』『2』をリメイクするとなれば、注目が集まるのが結末だろう。つまりは、特攻す
『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』『宇宙戦艦ヤマト2』どっち好き?問題
ヤマト強化月間は最初の一月を終え、『宇宙戦艦ヤマト』『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』『宇宙戦艦ヤマト2199(TV版)』『宇宙戦艦ヤマト2』を観た。我ながら、とんでもない履修速度だ。
ヤマトのヤの字も知らないで始めたマラソンゆえに、『宇宙戦艦ヤマト2』の1話を再生して、かなり動揺してしまった。数日前に観た映画と同じシーン、同じナレーション、同じ敵が目の前に現れたからだ。
あいにく、
現代向けリメイクの最適解としての『宇宙戦艦ヤマト2199(TV版)』
この知らせを受けて以降、集中的に『宇宙戦艦ヤマト』を観ている。1974年の最初のTVシリーズを経て、名作と名高い『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』へ。祖国を救うべく未知の航海に挑む者たちの挑戦は、戦争を直接経験してもいない自分にも深く刺さり、余暇時間のほとんどをヤマトに費やしている。このTVシリーズの感想としては、すでに多くのクルーから語り尽くされている本作について、『エヴァ』から遡って触れ
もっとみる我々は試されている。『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』
『KING OF PRISM』の新しい劇場作品が公開された。これがどれだけ凄いことなのかは、シリーズを追ってきたファン、通称“エリート”でなければ、あまり実感ができないかもしれない。公開初日の都内は台風が接近し荒れ模様の天気だったと聞くが、劇場では通常・応援上映共に座席が埋まっている様子がTLを賑わせていた。もはや自然災害では防ぎきれないほどにエリートたちの熱量は増しているが、その動機は新作が観
もっとみる孤独を耐えられる者でなければ。『コードギアス 奪還のロゼ 第4幕』
配信に先駆けて、『コードギアス 奪還のロゼ』を劇場にて最後まで見届けた。後追い世代として、全世界と同じスタートラインに立って浴びる全く新しいコードギアスの物語。4ヶ月間、楽しかった。後はサウンドトラックの配信を待つばかりだ。
して、これまでの感想として、第1幕では強いクリフハンガーを連発することによる「騙される」快感が得られたことを、第3章を通じてギアスそのものが無効化されるという苦しい状況
シャニマスのアニメ 2nd season 第1章を観たぜ。
ドーモ、伝書鳩Pだ。
アニメ『アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season』の先行上映第1章を観てきたぜ、という実に長ったらしい前置きが出来ることを、嬉しく思う。前回からの公開スパンを鑑みるに元から決まっていた2ndだとはわかってはいるが、計2クールにも及ぶ話数で、しかも担当ユニットまで劇場の大スクリーンで拝める機会をいただけたのは、アニメの内容がどうであれまずは喜ぶべきことだ
カリスマの不在と敗北―。『コードギアス 亡国のアキト』
とある事情から8/2までにこの作品を完走する必要が生まれ、急いで観ました。コードギアスの名を冠し、そのDNAを継承しつつも異なるテーマに挑んだスピンオフ。戸惑いながらも全5章を追い、その苦い結末に何を想ったのか、いつも以上に乱暴に書き殴ってみようと思う。
※以下、本作並びにコードギアスシリーズ
(『反逆』『復活』『奪還』)のネタバレが含まれる。
マクロからミクロへ移ろう闘いのスケール 『亡国
インチキのできない世界で。『コードギアス 奪還のロゼ 第3幕』
『コードギアス 奪還のロゼ 第3幕』を観た。物語もいよいよ佳境。来る最終章へのお膳立てが整ったタイミングで、忙しくて感想を書けなかった2幕と共に今の状況を振り返りたい。
※以下、『コードギアス 奪還のロゼ』のネタバレが含まれる。
『奪還のロゼ』の物語は、始まった瞬間からトリッキーなアニメだった。囚われの姫を救うはずの物語は、一幕ヴェールを剥がせば「姫が影武者を救う」話にすり替わっていく。名
TCG未経験だけど、TVアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』を全部観た(記憶編〜闘いの儀)
2024年6月13日、アテムが冥界へと還る後ろ姿を見送って、私の旅も一段落した。TVアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』全224話、完走――。ちょうど一年前に原作漫画を全巻購入して、原作⇒TVアニメ⇒劇場版へと歩を進む決心をして、ようやくここまでたどり着いた。
ちょくちょくその他のコンテンツに浮気しつつ、これだけの話数のアニメを一年かけて追ったともなれば、万感の思いがある。ゆく先々で出会
TCG未経験だけど、TVアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』を全部観る(KCグランプ編)
デュエルって楽しむモンなんだよ 一向に原作通りの展開が進まないまま、放送週で換算すると一年以上続いた『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』のアニオリ展開。個人の魂や世界の命運をかけたドーマ編の激闘を経た遊戯たちに降りかかる新たな問題。それは「日本に帰る手段がない」ということ。
そこに手を差し伸べたのは出来る弟のモクバ。彼は海馬コーポレーションの自家用ジェットで遊戯たちを日本に送り返してくれるという