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とにかくひたすら映画について語る vol.3

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映画関連noteが200に到達したので、新たにマガジンを作りました。
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2018年9月の記事一覧

大抵の少年探偵団はそんな感じだ。

大抵の少年探偵団はそんな感じだ。

「緑の丘のミステリー」クロアチア🇭🇷

夏休みのキャンプで訪れた地で、子供たちが連続窃盗犯を探し出して捕まえようと奮闘する。イワン・クーシャンによる人気児童文学シリーズ(冨山房イン ターナショナル刊『なぞの少年』『ココと幽霊』など)の映画化4作目。(イベント公式サイトより転記)

とありますがね、夏休みのキャンプ地じゃなくて、もろ自分たちの家の近所だからね。原作本と映画で設定が違うのかな。

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映画祭について考える。

映画祭について考える。

この三連休は、なら国際映画祭にて、映画を見るために、2日間奈良に入り浸りでした。

私はレッドカーペット系にはあまり興味がなくて(日本の俳優さん達も多く来られたようですが)、とにかくそこでしか見られない映画を観たいという気持ちが強く、場所や時間の都合で、見たのが以下の6本。

「HURRY SLOWLY」ノルウェー
17才の知的障害を持つ弟を一人で世話する姉フィオナの日常と、弟を施設に預ける決意を

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激情と、憐憫と、兄弟の血のつながりと。

激情と、憐憫と、兄弟の血のつながりと。

「ベルヒカ」ベルギー🇧🇪

どうしてこんなに感想が追いつかないのか考えてみたけれど、そりゃ見て3ヶ月以上も経てば、その時の感動は薄れてますよね。それでも私は書き続ける。記憶の限り…。

カフェを改装しナイトクラブをオープンさせた兄フランクと弟のジョー。やがて町一番の人気スポットとなったそのナイトクラブの存在が、2人の絆に思わぬ影響を落とすことに。(イベント公式サイトより転記、名前等加筆

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リトアニアは忘れない。

リトアニアは忘れない。

「エミリヤ、自由への闘い」リトアニア🇱🇹

1972年春、ソビエト連邦支配下のリトアニア第2の都市カウナスでは、若者が抗議行動を繰り広げている。子供時代の秘密を抱えて故郷を後にしたエミリヤは、共産主義体制への忠誠と自由を求める心とに引き裂かれつつ、女優を目指して舞台に立ち、やがて抵抗の象徴的存在となっていく。(イベント公式サイトより転記)

この物語は、レビューを書き連ねるには、なんだかと

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なぜかあまり記憶に残らなかった映画。

なぜかあまり記憶に残らなかった映画。

「ゲティ家の身代金」

これ、実話で、クリストファー・プラマーがアメリカの大富豪ジャン・ポール・ゲティをどんな風に演じるんだろうって、めっちゃ楽しみにしてました。

73年、石油王として巨大な富を手に入れた実業家ジャン・ポール・ゲティの17歳の孫ポールが、イタリアのローマで誘拐され、母親ゲイルのもとに、1700万ドルという巨額の身代金を要求する電話がかかってくる。しかし、希代の富豪であると同時

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マンマ・ミーア ヒア・ウィ・ゴーを見てきました。ABBAが誰よりも好きな私が嫌いな訳がないんですが、映画館出てからの方が感極まって帰り道ヤバイです。続編の方がマイナー曲が使われてて、私は興奮しまくりです。この高まりを誰と分かち合えばいいかわからないので、とりあえず呟きました。

「錆びた」少年たちよ、永遠なれ。

「錆びた」少年たちよ、永遠なれ。

「ラスティ・ボーイズ ビバ!老後」ルクセンブルク🇱🇺

昨年初めて、ルクセンブルクの映画(こちらは戦争映画)を見たんですが、今年もそれに続き、今度はコメディ。

子供扱いされるのにうんざりしたヒッピー世代4人のおじいちゃんたちが主人公のコメディ映画。老人ホームを出てシェアハウスで暮らす計画には資金が必要だが、次々トラブルが降りかかり、計画はわき道にそれ続ける。いったい彼らの運命は?昨年のル

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侮るなかれ、オレたちを!のアンタッチャブルハンガリアンムービー。

侮るなかれ、オレたちを!のアンタッチャブルハンガリアンムービー。

「ヒットマン:インポッシブル」ハンガリー🇭🇺

突然ですが、ヨーロッパ映画とひとくくりにすると、それは大きな間違いで、国によって、様々なカラーがあるなぁと思います。

フランス、イタリア、スペイン、イギリス。
この辺りは言わずもがな、欧州の中でもメジャーどころで、見たことがあるという方も多いと思います。もちろんそれぞれのお国で独特のカラーがあります。

ドイツ、ポルトガル、ポーランド。
この辺

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