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20211022

(カミーユ・ピサロ『シデナムの並木道』)
ピサロの絵画は、溢れんばかりの優しさ、温厚さ、そういったものが滲み出ていて、みるものの心を包み込む。特に気に入っているのは『朝食、コーヒーを飲む若い農婦』で、シカゴ美術館に所蔵されている。現物をみたことはない。いつか、いつか、いつかね。

選書仕事の合間に美術展の図録をひらき、絵画についての説明を読んでは思いを馳せて、ロマンチックな気持ちを昂らせたまま手紙を書いた。ひとりに三枚ほど書くので手はえらいこっちゃ状態なのだけど、待ってくれているひとがいるということはとても嬉しい。文字を通して、本を通して、なにかが届くといいな、と心をこめて。今夜も夜は長そう。それじゃあまた明日。



きょう届いた本。

予約していたものだったので、すっかり頭から抜けおちたときに突然届いて喜びの舞。もちろんサイン本だぜ。

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ゆい奈
よろこびます。