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診察室でのやり取り(バイオレゾナンス編)
発達障害/精神疾患を根本的に治療しようとする内科医はどういう事をするのか?
自分が社会復帰の際にお世話になったバイオレゾナンス編です。
医師の考え方はそれぞれ
検査項目がオーソモレキュラーほどかっちり決まってないので、根本原因特定 → 処方のプロセスは医師により多少異なります。
いかに名医を見つけるかが重要になります。
僕がお世話になったのは東京野方にある中村医院で、今通っているのは静岡県富士市の青木クリニックです。
どちらも名医だと思います。
初診の検査
自分のケースですが、血液検査を行ってアレルギーを見つけました。
食物や花粉やダニ類がかなりヒットしていました。
これによりリーキーガット症候群が確定し、腸壁の修復治療に入りました。
また、バセドウ病(アレルギー性疾患の一つ)も見つかり、定番薬のメルカゾールをもらいました。
腸の治療の方は、ツムラの漢方薬2種とタチオン酸です。
タチオン酸は炎症を治療しデトックスを促す一般処方薬です。
この手の疾患において割と万能なので処方する人は多いと思います。
血液検査は非保険ですが処方は全て保険適用内です。
重金属デトックスの段階になると保険外の漢方を使うこともあるので少し高くなるかもしれません。
バイオレゾナンスによる有害物質特定
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それから体内・脳内に侵入した有害物質を特定していきます。
僕の場合はカンジダ菌の腸内増殖とパラジウム、水銀、鉛等の重金属がガッツリ入ってました。
電磁波過敏症もありました。
発達障害やうつ状態の黄金パターンです。
特にカンジダ菌はリーキーガットの原因の一つになり、水銀とタッグを組んで有害物の排出を邪魔したりグルテン・カゼインの消化酵素を阻害します。
先の漢方はカンジダ除菌目的も含まれています。
そしてパラジウムの曝露経路は銀歯なので、歯医者で非金属に変えるように言われました。
食事制限は小麦と乳製品、甘いものの禁止です。
主食を米に変えました。
甘いものは2週間ほど我慢したらあまり食べたいと思わなくなりました。
結構ムチャな制限を言い渡されるのですが、必要なことを言ってあとは患者に任せるスタンスの医師が多いです。
小麦は一生食べるなという人もいるかも知れませんが、消化酵素の阻害要因が無くなれば食べられるので大丈夫です。
以上、初診で15000円程度だったと思います。
通院頻度と費用
当時僕は月に2回通って、2か月にいっぺん血液検査を行っていました。
バセドウ病のメルカゾールの容量を変えていくためですが、基礎的な項目も併せて調べていました。
本来ならば通院は月一程度で良いと思います。
保険適用で済めば一回一万もしないです。
デトックスの段階で多少金額が上がる
僕の場合、自己判断のサプリ服用も含め4-5か月で腸管治療が終わり、うつ状態がなくなりました。
そこから先の段階は独自処方の漢方を使って重金属等を出していくので、保険適用外の処方になってきます。
また、この過程はバイオレゾナンスに限らず時間がかかります。
ただ、個人差はあるもののリーキーガットが治った時点でかなり精神症状は改善するケースが多いですので、治療計画をどこまで進めるかは自己判断です。
年齢が若ければ自然排出能力が止まっていない可能性もあるので、病態により費用は様々です。
考えて情報提供できるか
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バイオレゾナンスに限らず、自分のことを漏れなく申告できるかが治療の成否を決めます。
試行錯誤して下さい。
僕の場合は、社会復帰後に青木クリニックを紹介され通っていますが、電磁波過敏症の経過が芳しくありませんでした。
むかし骨折の手術で足に入れた金属プレートが原因の一端であることが分かったのはつい最近です。
(チタンは一般的に医療用なので忘れていました。)
どんな医師でもすべての原因をあたる時間はありません。
この事にいち早く気づき申告していれば治療の速度はかなり上がっていたわけです。
自分で考え続けて仮説を立て、医師に聞くことは重要です。
一つの試みが失敗に終わったときなどは尚更です。
バイオレゾナンスは風変わりな手法で疾患原因を特定していく医療なので、医師を盲信し思考停止してしまう人がたまにいますが、治るのは自分で考え続ける人です。
この記事に出てくる病態の一覧は ↓ を参考にしてください。
以上です。
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