SDGsはヨーロッパの戦略的な道具だった?
国際制度は自国優位な国際環境に寄与する
リアリズムの視点で考えば、国際社会において優位にある国が、SDGsのような規範・制度を用いてそのパワーを拡大しようとするのは当たり前のことです。国際社会における自国の優位が保つのに規範や制度が寄与するのであれば、その体制の維持は国家の国益に適います。
しかしこの記事に挙げられている通り、今回のケースでは、エネルギーパワーバランスで不利にある国が、ハード面で物を言うことが難しいことからこそ、規範の適切性を主張し・マジョリティを味方につ