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3月24日(日)朝食 ミネストローネ

ミネストローネはイタリアの野菜スープです。
トマトが入ってないじゃないか!
と思うかもしれませんが、南米からヨーロッパにトマトが持ち込まれるまでは使っていませんでした。
ヨーロッパでトマトが食用として使われるようになったのは19世紀に入ってからだそうです。

入れる野菜に決まったものはなく、レシピですら決まってないというとても大らかな料理です。
これがないと作れないとか、これが入らないとミネストローネじゃないというのがありません。
家庭で余ってる野菜の消費にはもってこいだと思います。
私もよく作ります。

スープなんだから野菜入れて煮込むだけなんですが、作り方次第ではとても美味しい料理になります。
作り方の一例として参考にして頂けると嬉しいです。

(材料2〜3人分)
玉ねぎ 1個
人参 1個
新じゃが 小2個
セロリ 1/2本
キャベツ 1/8個
エシャロット 1個
ニンニク 1片
パンチェッタ(なくても可) 1パック(60g)
塩 適量
タイム(なくても可) 2枝
ローズマリー(なくても可) 1枝
EVオリーブオイル 大さじ1

水 適量

白胡椒 適量
黒胡椒 適量
EVオリーブオイル 適量

こんな食材がありました
セロリやキャベツは先週会社で使った半端を持って帰りました

1 野菜を食べやすい大きさに切る

切り方も自由です
食べやすい大きさに切って下さい

2 中火で温めた鍋にオリーブオイルを入れてパンチェッタを炒める

ほぐしながらしばらく炒めてると
鍋底にスュック(旨味)がつきます

3 玉ねぎを加えて軽く塩をして鍋底の旨味を剥がす

玉ねぎに塩をして炒めると
水分が出るのでスュックを溶かして剥がします

4 人参、セロリ、エシャロット、ニンニクを加えて軽く塩をして炒める

しっかり炒めるのがポイントです

5 新じゃがを加えて炒める

じゃがいもはあまり炒めずにオイルを絡ませる程度でOK

6 キャベツを入れたら軽く塩をして混ぜたら弱火に落とし蓋をして5分くらい蒸し煮にする

キャベツの量が多いと思ったんですけど
蓋をしてしばらく蒸し煮にすると

7 水を入れたら中火にして一煮立ちさせ、弱火に落として蓋をして人参が柔らかくなるまで10〜15分煮込む

水分が出て少なくなりました
スープというよりは野菜をたくさん食べたかったので水の量を少なくしてます
水の量はお好みでどうぞ
タイムとローズマリーがあったので入れました
香りづけなのでなくてもいいです
コンソメやブイヨンを入れなくてもこんな色になります
ここで味見して足りなければ塩で調味します

8 器に盛ってセロリの葉と白胡椒、黒胡椒、EVオリーブオイルをかけてボナペティ

セロリの葉はトッピング用に刻みました
あとは好きなものをかけて下さい
スープというよりは煮野菜ですね
いただきます
おかわりして完食です

・ちょうどあったパンチェッタを使いましたがなくても作れます。
ベーコンやパンチェッタが入るとそれだけで旨味が増えますし、スュックも作りやすくなります。

・野菜だけで作る時は玉ねぎ、にんじん、セロリにしっかりと焼き色を付けます。
ベーコンなどと比べると旨味が足りないと思うのでコンソメなどを加えると良いです。
私は使わずに野菜の甘味と旨味だけで食べます。

・ズッキーニやカブ、豆類など入れても美味しいし、もちろんトマトを入れても美味しいです。

・トッピングはチーズも合います。
好きなものを試して下さい。