【有料記事】 僕たちを「次の時代」に導いた平成の邦画30本
令和時代が幕を開けて、早くも4ヶ月が経とうとしている。
ゆっくりと、しかし確実に、僕たちが生きてきた「平成」が、過ぎ去った歴史の一部になろうとしている今だからこそ、その約30年間を改めて総括しておきたい。《音楽》を切り口とした前回の企画に続き、今回は《映画》を通して「平成」という時代を振り返っていく。
「映画は時代を映す鏡である」という言葉があるが、これは、ある意味で正しく、そしてある意味で間違いである。なぜなら、もし、あらゆる映画の役割が、その時代の記録に限られていたら