寝てても大丈夫!すぐに元気に育つ芋苗
こんにちは。
干し芋の鶴田商店です。
さつまいも(べにはるか)芋苗もたくさん元気に育ちました。
今回は、その苗を畑に植えている様子をご紹介します。
こちらは、先日ご紹介しましたハウスで育ってカットされた苗です。畑に植えるためにコンテナに入れらて準備万端です。
畑の準備として、トラクターを使用し土壌整備をしてマルチを貼ります。
マルチを張った畑に、等間隔に穴を開けて、苗を植える準備をします。
さつまいもの苗の植え方には、直立ざし・水平植え・改良水平植え、釣針植え、舟底植え、複芽植え、斜め植えなど、実はたくさんあります。どのようにさつまいもを植えて、どのように収穫したいかによって、植え方が異なります。
私たちの場合は、マルチに開けた穴かから苗を横に寝かせるように入れて、苗の根っこになる方をやや斜めに土中へと埋めていきます。
苗の植え方によって、根の活着具合や芋の数、芋の大きさ、植え付けし易さ、成長の速さなどが変わってきますので、自分たちの目的に合わせた植え方を見つけていく面白さがありますね。
また、この植える作業は、中腰で行うため、腰への負担もあり大変な作業ですが、ベテラン従業員さんたちは、慣れた手つきでスムーズに芋苗を植えていきます。
植えたばかりの苗は、寝かせるように植えているため、自立せずに横たわっている状態になります。一見、へたってしまった作物の枯れた畑のように見えてしまいますが、時間の経過とともに、植えた苗が元気になってくるのです。ここでもさつまいもの生命力の強さを改めて感じてしまいます。
次回は苗が元気に育っている様子をご紹介したいと思います。