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詩|いのちの番人
どこかで泣いている心に寄り添うばかり
肝心なあなたの心が悲鳴をあげていても
身を削り 時間を失い ぼろぼろになるまで
無理に無理を重ねて そんなにまでして
なにを必死に守ろうとしているの
ひとりの夜ならば 月を想うばかりで
哀しみを枕にして ギターを抱いて眠るのに
届くと信じたものが 届かずに誤解を生んで
そんな夜くらい 泣いたっていいのに
どうして我慢しなくちゃいけないの
わたしのいのちを守れるのは、
わたししかいないというのなら
あなたのいのちを守れるのも、
あなたしかいないはずでしょう
いのちの番人 / 月乃
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苦しいときの周波数って特別な気がする。
だからより強く伝わるのだと思う。