『おーい ぽぽんた』『読書からはじまる』『日本の家』『ラチとらいおん』_つきこ文庫2022年7月
友だちのカフェに送る4冊の本。
7月は、夏の休みに一服のお茶と読みたい本を選んでみました。
*つきこ文庫 2022年7月選書*
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*言葉/ 本『おーい ぽぽんた』
編集委員 茨木のり子/大岡信/川崎洋/谷川俊太郎/岸田衿子
柚木沙弥郎 画
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1508
という願いによって、5人の詩人によって選ばれた詩歌は、
バラエティ豊か。
と、読んでて涼しくなる短歌を見つけたり、
と、心ときめく詩にも出会えて超ハッピー。
聞き覚えのある詩もあれば初めましての歌もあり、
優しいやまとことばと、
温もりのある柚木沙弥郎さんの挿絵が心地よい、
シンプルで美しい言葉たち。
好きな一句を見つける楽しみにあふれた
ものすごく贅沢な1冊です。
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*文庫/名著『読書からはじまる』 長田弘 著
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480437426/
活字離れや本が売れない時代、という声を聞く中で、
詩人・長田弘さんが考える「本」の価値が綴られた1冊。
という長田さんの本に対する考え方からはじまる本書は、
私の持つ本や言葉に対する価値観と合致した。
私自身、「本」が人を幸せにすることより、
その「本」と出合ったことで、
「自分は何を思いどう変わったか」に価値があると思っている。
私の夢のひとつの「良書が集まる場所をつくりたい」というのも、
目的は"良書"と呼ばれる本を集めることではなくて、
【自分が変わっていく喜びを感じる機会をつくること】にある。
「自分も人もこの世界も、もっともっと愛していこう」と
思えるようになったきっかけのひとつに
私自身は「本」という存在があったから、
同じように、
「世界が広がる喜びをもっと大きくしていていきたい!」と願った時、
私には「良書の集まる場所をつくること」がピッタリきた。
今はその種まきで、
私の心が動いた良書を紹介しています。
自分を幸せにするのは自分。
そのヒントに言葉がある。
その考え方を知る機会に本がある。
そんなことを改めて考えた1冊です。
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*建築/科学/アート『日本の家』 中川武 著
https://jp.toto.com/publishing/detail/A0212.htm
建築が好きで大学時代は建築を勉強していました。
特にこういう日本建築の世界観・文化にときめきを感じます。
眺めてるだけで涼を感じる1冊。
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*絵本『ラチとらいおん』
マレーク・ベロニカ 文・絵/とくなが やすもと 訳
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=37
友だちの子に私の好きな絵本をプレゼントしたら、
本好きなその子は本棚から好きな絵本を3冊貸してくれた。
なんて嬉しい出来事!
飛行士を夢見る少年ラチ。
世界一のよわむしを克服するためにライオンと出会った。
可愛らしくて愛おしい、勇気の絵本。
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不思議と本を選んだり読んだりするときは雑念が消えていく。
著者の意識レベルに引き上げられるからかな。
本は時間と空間を超えて出会える人との出会い。
心に響く光る言葉を知る機会。
たくさんの人に読んでもらえたらなと思い
本の紹介しています。
気になる本があったらぜひ読んでみてください!
**本の選書のご案内**
本の貸出しや選書を承ります。
・お店に来た方にゆっくり過ごしてもらいたい
・子どもと一緒に楽しみたい
・最近本を読んでいない
・本が苦手だけどチャレンジしたい
・世界を広げたい
などなど
どんな方でもお気軽にご相談ください。
2022年はお試し企画でご提案します!
※貸出しを希望の方は送料はお客様ご負担
※ご購入を希望の方は書籍代はお客様ご負担
私が未来に残していきたいと思った感動の本をお届けします。
参照: https://note.com/tsuki5/m/m62112b6f15d5
3000年後にも残っていてほしい『良書』をご紹介しています。
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