
知っておきたいタンパク質「肌編」②
今日は昨日の続きの記事である
それでは昨日の勢いのまま記事に進むのである
脂が多い食べ物好きは肌のツヤが良い?

結論、脂質が過剰になるとコラーゲン合成に関わる物質が減るから気をつけよ
コーラーゲンの合成には十分なタンパク質が必要です
しかも動物性タンパク質の補給がね^^
しかしここで気をつけたいことがあります
動物性タンパク質と一緒に入ってくる脂質です
これを過剰にとってしまうとコラーゲン合成に逆効果になってしまいます
理由は、脂肪細胞から分泌される善玉物質であるアディポネクチンが減るからです
アディポネクチンが減るとコラーゲン合成に関わる物質も減ってしまうと考えられているからです
お肉などでタンパク質を摂取するときは脂質の量にも気を使いましょう
脂質を気にしなくていいのがプロテインですね
お菓子を食べるくらいならプロテインですね^^
動物性タンパク質こそ正義?

結論、動物性タンパク質とともに植物性タンパク質も一緒に摂ろう。得に大豆製品がベターである
コラーゲン合成にはアミノ酸バランスの良い動物性タンパク質が有効であることはいつもいっていますね
そーなると、植物性タンパク質は肌の健康に役に立たないのかというとそうでもないのです
コラーゲンの合成は、脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンによって加速する
アディポネクチンは内臓脂肪が必要以上に増えることで減ることがわかっています
ちなみにアディポネクチンの効果は・・・
◎糖尿病を予防する効果
◎高血圧を予防する効果
◎メタボリックシンドロームを予防する効果
◎動脈硬化を予防する効果
そーなると、メタボ予防の食事をしたら良いんじゃないか?
そんな人におすすめなのが、大豆ペプチドです
豆腐料理や納豆でしっかりと摂取したい所である
すっぽん鍋は肌にいいのか?

出典「美味しんぼ」雁屋哲 花咲アキラ
結論、すっぽん料理は美味しい。でもすっぽん鍋だけじゃ肌にはあまり意味ない。
実際すっぽん鍋を食べたことがある人って結構少ないと思います
口から入ったすっぽんのコラーゲンがペプチドに分解されて血液中を流れていき、肌に浸透してコラーゲンが合成される・・・
それをみなさんが望んでいるのを筆者は知っている
確かに、口から補給したコラーゲンが肌の細胞に働きかけて肌の健康をサポートすると言われています
しかし、こんな話を知っていますか?
コラーゲンは必須アミノ酸の一つであるトリプトファンが全く含まれていないということを・・・
タンパク質の吸収効率は、体に必要な9種類の必須アミノ酸の量がバランスよく整っているものほど有効活用されます
そのうちの一つが欠けているならば、残り8種類のアミノ酸は全て無駄ぁぁぁ!

なのでコラーゲンの塊ばかり食べてもかえってコラーゲンの合成が悪くなってしまうのです
コラーゲンの適正摂取量は全体のタンパク質摂取量の5%程度が良いとされています
タンパク質不足は肌の潤いが失われる?

結論、コラーゲンの量は年齢と関係なく変化しないが、ヒアルロン酸を生成する酵素であるタンパク質が不足すると潤いが減少する。
前回の記事でもいったけど、コラーゲンの量は年齢に関係なく変化しないです(よかったね^^)
でもね・・・
これに対して肌の水分量を保つヒアルロン酸は、40代に入ると死ぬほど落ちます・・・
60代になると、その量は20代の約半分まで落ちます・・・
肌の質に関係する条件の一つとして水分量があります
若者と高齢者の肌質の差は、ヒアルロン酸の減少ともいわれています
ヒアルロン酸はコラーゲンと違い、体内での代謝が非常に短いです
生成されると半日か数日で分解されて、古いものが新しいものに変化します
ここが一番大事なのですが、このヒアルロン酸・・・
1日でもタンパク質の量が不十分になると合成量がドカンと減ります
ヒアルロン酸って、ヒアルロン酸ナトリウムの構造式はN-アセチル-D-グルコサミンとD-グルクロン酸の二糖を反復構造単位とする直鎖状の多糖類です
見ての通り糖質です
なんで糖質のくせにタンパク質が関係するのだ?
そう思う人がいると思いますが、タンパク質がヒアルロン酸を作る酵素だからです
なのでダイエットや不規則な生活でタンパク質不足になるとコラーゲンだけじゃなく、ヒアルロン酸も激減してしまう可能性も高くなるのです
だからいつも口をすっぱくして食事できなくてもプロテインくらいは飲みましょうといってるのだよ・・・
日焼けはやっぱりダメなのか?

結論、日焼けはほどほどに・・・
アンチエイジングで日焼けはやっぱりあまりよくない
太陽光線が気持ちいいからといって、モロ出しの肌で外を歩くとそりゃ老化します
筆者は外に出るときは大体日焼け止めを塗ってサングラスをしています

光加齢という言葉を知ってますかな?
紫外線を過剰に浴びると、表皮の最下層にあるメラノサイトからメラニン色素が生成されて、シミやくすみの原因になります
また、紫外線の刺激によって、コラーゲンやエラスチンの分子が異常を起こしシワができます

そこからさらに、皮膚を刺激した紫外線情報が神経を通って脳に達し、それが肝臓に送られて、最終的に脂肪細胞に働きかけてアディポネクチンを減らしてしまうのです
伊達でサングラスをかけるのじゃなくて、ほんまにサングラスいりまっせ・・・
ちなみにアディポネクチンの効果は・・・
◎糖尿病を予防する効果
◎高血圧を予防する効果
◎メタボリックシンドロームを予防する効果
◎動脈硬化を予防する効果
減ったら困るでしょ?
しっかりと紫外線対策しましょう
まとめ
脂質が過剰になるとコラーゲン合成に関わる物質が減るから気をつけよ
動物性タンパク質とともに植物性タンパク質も一緒に摂ろう。特に大豆製品がベターである
すっぽん料理は美味しい。でもすっぽん鍋だけじゃ肌にはあまり意味ない
コラーゲンの量は年齢と関係なく変化しないが、ヒアルロン酸を生成する酵素であるタンパク質が不足すると潤いが減少する
日焼けはほどほどに・・・
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです

