「水太り」「脂太り」あなたはどっち?
「水を飲んでも太る」そう言い張っている人は多い
しかしそれって本当に水で太ってますか?
「脂太り」ってことはないでしょうか?
今回はそんな「水太り」と「脂太り」の違いとその解消方法について書かれた記事になっています
「水を飲んでも太る」という人にとどめを刺すべく書いた渾身の記事ですので、今回も最後まで心して刮目しつつぜってぇみてくれよな!
「水太り」とは??
水太りとは一体どんな状態のことを言うのでしょうか?
水太りとは・・・体内に水が溜まった状態、老廃物が残っている状態のこと
私たちの体内の水分量は常に一定に保つようになっています
水分を摂取すると、リンパや血管を通って体内に吸収、または体の外へ排出されていきます
しかし水分を摂らないでいると循環が悪くなり、老廃物が溜まる原因となり水太りになります
これは以前こんな記事でも紹介しましたね
つい先日筆者自身も夕食に中華料理を爆食いした翌日顔がパンパンに張ってまぶたがまるでスト2のケンの負けた時みたいな顔になっていました
人のカラダの中で塩と水は密接に連動しています
むかーしむかし、原始的な生物は海水という外部環境に漂っていて、そこから酸素や栄養素、電解質などを受け取って生きていました
そのうち進化の過程で海水に近い体液を体内に取り込み、陸での生活を選んだのが我々の先祖なのです
それ以降、その塩分と水分のバランスを保ちつつ人間は今日も生きています
そんなわけで、カラダの中に抱え込んだ体液の量は、ナトリウムイオンの濃度によって増減します
ナトリウム濃度が低ければ体液の量が減って脱水状態となり、逆に高ければ体液の量が増加して「水太り」の状態になるのです
結論としては、「塩が水を引き込み、人は水太りになる」ということです
ちなみに以下のチェック項目に当てはまる数が多いと「水太り」傾向です
・スナック菓子を良く食べる
・お酒が好き
・よく喉が渇く
・1日食事を控えると体重が元に戻る
・濃い味付けの料理が好き
「脂太り」とは?
脂太りとは・・・からだの脂肪分が多くなって肥え太ること。 また、そのような人。
脂太り・・・
そのまんまですね
単純に太ってしまうことですね
食べたものは食道から胃を経由して、小腸に運ばれ、各種栄養素に分解されます
糖質はブドウ糖に
脂質は脂肪酸とグリセロールに
タンパク質はアミノ酸に
その後、小腸から門脈という血管を経て肝臓に送られ、カラダの各所へエネルギーやカラダを作る材料になったりします
飲み会から帰ってすぐ寝たりして、エネルギーとしての使い所がなければ中性脂肪に合成されます
これがいわゆる「太る」メカニズムです
脂肪の代謝のメカニズムは少し複雑ですが、太る理屈は至ってシンプルです
体に取り込まれた栄養素はいろんな形に作り変えられ体内を巡ります
それが使われずに余ってしまうと中性脂肪として蓄積されます
早い話「動け」ってことですね
脂肪の蓄積する順番は
「皮下脂肪」
「内臓脂肪」
「肝臓」
です
筋肉の外側についた皮下脂肪は、脂肪細胞が一定以上のサイズになると増殖し、その後は2度と減ることがありません
皮下脂肪で溜め込むには限界があるので、次に脂肪が溜まるのは「内臓」です
内臓脂肪はカラダに有害なサイトカインを分泌するので、人体は自己防衛システムを作動させ、白血球を呼び寄せて脂肪を分解します
その分解したものが肝臓などに運ばれて次に「脂肪肝」になるといわれています
やっぱり食事を控えつつ筋トレや運動をする習慣が最強です
ちなみに以下のチェック項目に当てはまる数が多いと「脂太り」傾向です
・脂大好き
・満腹まで食べる
・どちらかといえばインドア派
・食事を抜いても体重が変わらない
・大体夕食が9時以降になる
まとめ
水太りとは体内に水が溜まった状態、老廃物が残っている状態のこと
めっちゃ昔の生物は海水の中で生活していて、その後陸に上がることを選ぶ
その過程で陸に上がった生物は塩分と水分のバランスを保ちつつ生きてきた
カラダの体液の量はナトリウムイオンの濃度により増減する
ナトリウム濃度が低いと体液の量が減り脱水状態になる
ナトリウム濃度が高いと体液の量が増えて「水太り」の状態になる
水太りは翌日の食事を薄味にして量を調節すればすぐ体重が戻る
脂肪太りとはからだの脂肪分が多くなって肥え太ること
みなさんご想像の太るという意味で間違いない
脂太りは脂肪が蓄積しているので翌日の食事を抑えてもすぐに体重が戻らない
解消するにはやっぱり運動と食事の調整が必須
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです