【カフェ営業記】コーヒー屋がプロ野球から学ぶ「多角的なファンの集め方」
僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。
このnoteなどで、事あるごとに「ドラゴンズファン」であることを公言しているからか、時折ドラゴンズファンのお客さんが足を運んでくださるようになりました。
・WBCを見てから…
先日お越しいただいた女性は野球観戦歴二年ほどとのこと。
昨年行われたWBCで野球に興味を持ち、色々情報を探っている中で、我がドラゴンズのマスコット「ドアラ」のかわいらしさにほれ込んでドラゴンズファンになったそうです。
ちなみに、出身は京都で名古屋での居住歴もなく、昨年のWBCまではほとんど野球を見たことが無かったそうです。
・新しいファンの形
野球といえば、その昔からおじさんの趣味の王道でした。
球場は仕事帰りのサラリーマンで溢れていて、ビール片手に応援する。
そして、そんな親たちからファンを受け継ぎ、自分の生まれ故郷のホームチームを物心ついたころから応援している。
名古屋に生まれたら中日、広島に生まれたらカープ。
おらが街のチームに声援を送る。
当たり前だった光景が少しずつ変化しているのを球場に足を運ぶと感じます。
外野応援席でも若い女性グループがユニフォームを着て応援する姿は当たり前になりましたし、「選手を近くで見たい!」とコンサートに来ているような感じで野球観戦を楽しむ方も。
「応援のスタイル」は多様化され、ファンの形も様々です。
・多角的にファンを集める力
その昔は、球団の強さ・選手のスター性がファンを集める大きな力になっていたと思います。
そして、何といってもどこに生まれたか?は重要なファクターでした。
しかし、今や全国どこからでも12球団の試合を見られる時代。
居住地に関係なく、チームの雰囲気やマスコットの可愛さで推し球団を決める方も増えています。
各チームも、より個人の選手やマスコットにフォーカスしたグッズや大手ブランドとのコラボなどで、多角的なファンの獲得に動いています。
※先日発売の人気ファッション誌ananはドラゴンズのマスコット「ドアラ」と、ヤクルトのマスコット「つば九郎」が表示を飾り、即完売したそうです。
・コーヒー屋も学べるところがあるんじゃない!?
「多角的なファンの獲得」
これは、コーヒー屋のみならず飲食店や全てのサービスにおいて置き換えられる視点ではないかと思います。
コーヒー屋でいえば「美味しいコーヒーがある」という、従来の顧客獲得の強みはもはやかなりの店舗が満たしています。
しかも、京都でいえばこれだけコーヒー屋があってもまだまだコーヒー屋が出来る群雄割拠の時代。
「コーヒーの美味しさ」だけではない「ファン獲得」の強みが必要です。
もしかしたら、
・店主がnoteを書いている
・店主がドラゴンズファン
これも一つの多角的なファンの獲得への一歩かもしれません。
現代は、SNSなどでバズるのはもはや難しく、本業を当てた人がSNSでさらにバズるか、今バズっている人に乗る時代とも言われます。
でも、「noteを書いている店主がいる」でじわじわ広がっていったらなんかカッコいいですよね…!
今の時代何がファン獲得のフックになるか分かりません!
とにかく、明日からも楽しく諦めず発信していきましょう!!
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