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【カフェ営業記】店主の生き様はお笑い芸人

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

「はじめまして」の方がいる懇親会のような場所で、「コーヒー屋をやっています」と自己紹介すると、とても華やかなお仕事のように思われますが、現実はそんなに甘くありません。

オープンから4年が経ちましたが、群雄割拠のコーヒー界の中で生き残っていくためには知名度も実績も全然足りない。
そんな状況を、いつも「お笑い芸人」に例えています。

最初は無名で誰にも知られていないけれど、自分たちがこれだ!と思ったものを一人でも多くの人に届けるために日々もがいているという意味では通ずる部分があります。
芸人さんが「いつか売れてやる!」と思っているように、僕も「もっともっと社会にインパクトを残せる存在になる!」と試行錯誤しています。

仕事はどんな感じ?と聞かれたら、「駆け出しのお笑い芸人みたいなもんや」と答えています。

ちなみに、芸人さんに通ずるものといえばもう一つが「相方との関係性」
僕は大学時代の友人と二人で会社を設立し、店舗の運営などを行っています。
「ぶっちゃけ二人は仲良いんですか?」と聞かれることも結構ありますが、ここでも例えに出すのは芸人さん。

僕らの場合、芸人になることを決めてお笑い養成所に入ったようなもんです。なので、「Laughter」というお店を少しでも良い方向に持って行くことが同じ志です。
オフの時間にべったり付き合うことはあまりありませんが、会えば他愛のない話をするし、何より「Laughter」という看板を二人で背負っています。
外側から見れば仲が良いのか悪いのかいまいち分からなくて不思議に思われるかもしれませんが、大事なのは志に向かって進むこと。
仲が良いとか悪いとかは表面的なものに過ぎないと思います。ただ、同じ志に向かうために揃えておかなければならない感覚や価値観は間違いなくあって、それすらも出来ない状況に陥ってしまうと取り返しのつかないことになってしまいます。

言葉数は少なくとも、その志を自然と調整できるのが世に言う「コンビ仲」なのかもしれません。

同じ看板を背負う二人という意味では芸人さんに似たところがあります。

一人でも多くの方に自分たちの商品を届けるための戦いはまだまだ続きます。

「書く仕事をゲットする」を目標に、「日本一書くバリスタ」として、日々コーヒーの事や趣味について綴っています。
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三輪浩朔(みわこうさく)@コーヒーショップLaughter(京都)
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