馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない~ウェブ心理塾セミナー感想~
私は読書が好きです。
なぜ好きかというと、自分の知らない知識や表現を学ぶことができて、楽しいから。そして、本のコスパは学べる量や質に対してかなり高いというところも好きなところですね。
あなたは読書好きですか?
私の感覚では、読書好きな人は恐らく全人口の10%にも満たないのではないかと思っています。
読書は嫌いだけど、自分が抱えている悩みを解決したり、自分自身を成長させたりするために”仕方なく”読書している人が大多数なのです。
世の中のベストセラーになる本(特にビジネス書)は、こういった日本の読書嫌い問題を逆手に取り、ベストセラーになるべくしてなっています。
つまり、「読書嫌いの人に読んでもらう本を作る」ということです。
言い換えると、読みやすい本、わかりやすい本、目的が明確な本がそれに当たります。
私の所属しているコミュニティ「ウェブ心理塾」で、ベストセラー編集者とベストセラー作家による『本の企画力・発想力セミナー』が開催されました。
登壇された講師は3名。
・自ら企画して編集した本は32冊。うち10万部を超えるベストセラー本は7冊と驚異の売上を誇り、有名出版社「ダイヤモンド社」で昨年度社長賞を受賞した「種岡 健」さん。
・出版した本は40冊。『アウトプット大全』をはじめ、数多くのベストセラー本を世に出しており、コミュニティ主宰者である「樺沢紫苑」先生。
・講談社、角川学芸出版などの出版社での勤務経験を生かし、現在は株式会社Jディスカヴァーを設立。出版セミナー、勉強会などを通して著者育成事業を行っている「城村 典子」さん。
各講師の講演は90分で質疑応答の時間も充分に用意していただいたので、セミナー全体の時間は5時間にも及びました。
5時間のセミナーでたったの5,500円です。安すぎやしませんか?
時間の長さだけでなく、中身もかなり濃くて、かなりびっくりです。
#種岡さんの話の例えがわかりやすくて、面白い
#いい本でも売れない本とは?
#本とは人間にとって何か?本の役割とは?
#ベストセラー『リーダーの仮面』誕生秘話
#本の企画は3つの掛け算『プロフィール✕テーマ✕切り口』
#新人著者がベストセラーを狙う切り口とは?
#樺沢先生の講演ノートをリアルタイムで大公開!
#神・時間術のプロトタイプ版企画書を大公開!
#ベストセラーの法則『本の力✕拡散力✕タイミング』
#発想の効率を上げる『睡眠発想術』の方法
#専門性の立ち位置、本と社会とのつながり、時代とのチューニング
#著者は自分のストーリーを準備することが大事
などなど。内容盛りだくさんでした。
種岡さんは人前で話すことは基本的に断っているそうですが、恩人である樺沢先生の頼みということで、今回は特別にOKしたとのことでした。
ベストセラー編集者の話はここでしか聴けない貴重な講演となっています。
本日以降に申し込むことで、アーカイブ視聴もできますので、ご興味があればぜひページを開いてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。