【採用に挑む前の心構え】求人は、会社を見つめ直す絶好の機会
皆様こんにちは。ライターの黒澤です。
社内では不健康な食生活で有名な私ですが、ここ最近、私もいよいよ自身の健康に危機感を覚え、少し体を動かす生活を意識しています。(食生活を変えなさい)
例えば、例えばですよ?
私が3ヶ月後に結婚式を控えてるリア充だとして、こんな不健康な状態で皆様の前に立つなんてことはあってはならないわけです。
それは皆様もきっと同じで、こうしたイベントが迫っている時は、少なからず自分をよく見せよう、よく見られたいという想いが芽生えるはず。
よりかっこよく、よりかわいい自分になるために、限られた期間の中で最大限努力するものだと思います。
それは個人に限らず会社も同じこと。というのが今回のお話です。
求人を掲載する=企業にスポットライトが当たる
求人というのは、掲載された瞬間に様々な方の目に触れるものです。
求職者だけでなく、求職者のご両親、ライバル企業、採用コンサル会社や営業担当者など、様々な方々が御社の求人に注目するため、スポットライトが当たる瞬間でもあります。
そんなせっかくの舞台に、もし私のような不健康な習慣があったり、堂々と世の中に露出できない要素があるとすれば、それはすごくもったいないですよね。
会社としてあまり誇れない要素はいくつか考えられますが、例えば給与が著しく低い設定のままだったり、有給消化率が悪かったり、社員が求めていない風習が何十年も残っていたり、福利厚生が整っていなかったり。
このように、「このままでいいのかな」「もっと良くならないかな」とお感じになっていることがあるのであれば、求人を掲載する際に見つめ直すのは、ある意味絶好のタイミングと言えます。
求人を「体質改善のきっかけづくり」として考える
実際に私がこれまで取材をしてきた経験の中でも、求人を手掛ける工程で様々な企業の改善を見てきました。
「同職種のライバル企業の給与が高いので、御社も給与水準を上げることはできませんか?」「現在なんとなく許可している希望休に名前を付けて、会社として制度化してみるのはいかがですか?」などの提案をきっかけに、「たしかに前から思っていたけど、この機会に変えてみようかな」と、前向きなお返事をいただくことが少なくありません。
こうして、掲載前よりも掲載後のほうが魅力的な企業として世の中に露出することが、求人の世界では度々あることなのです。
あくまで私の感覚ではありますが、多くの企業は変わる気がないのではなく、変わるきっかけがないだけなのでは?と思っています。
なので私の考えとしては、求人を掲載する、つまり会社にスポットライトが当たるこのタイミングは、会社が変化する良い機会なのだと思います。
「良く魅せる」ことに依存せず「実態をより良くする」という考え方
会社が求める人材を見つけることが本来の求人の目的ですが、同時に会社の現状を見つめ直し、体質や制度をより良いものにすることで、新人社員はもちろん、既存社員にも喜ばしいことが起こるかもしれませんよね。
そんな使い方、考え方の幅を広げて、求人づくりを楽しむのも制作者の醍醐味です。
ライティングで内容を良く魅せることも大切かと思いますが、まずは「会社の実態をより良くすることはできないか」を考えてみるのもいかがでしょうか。
これから求人制作をおこなう企業の前段階として、参考になれば嬉しく思います。
#文責:黒澤 和嗣
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